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カープ一筋45年の独り言
カープファンというよりもカープが生活の一部になっています。
今季の展望(投手編)
いよいよ合同自主トレが始まり、沖縄先乗り組も順調のようですし、冷え込む毎日とは逆に、「球春近し」を感じさせる今日この頃です。
ということで、今季の展望を書いてみたいと思います。
他球団との相対的評価をすれば、中日の圧倒的な投手力、阪神、巨人の圧倒的破壊力を誇る打線には敵いませんが、今年のカープも捨てたものではありません。
投手陣でいえば、あれだけの「即戦力新人」の補強は決して無駄ではないと思います。
少なくとも福井と岩見は、実績からいっても戦力として十分考えられるレベルだと思います。また中村や金丸あたりも、球に力があるだけに大化けする可能性を秘めています。
そして、何より重要なのが、彼らが大挙入団したことによって大きな危機感を抱いたであろう「若手」投手陣の存在です。
特に今井、齊藤、相澤の三人や小松、武内あたりは、今年飛躍しないと取り残される可能性があります。
まえけん世代より下も、中田や今村、伊東あたりがチャンスを狙っていますし、昨年実績を積んだ上野、岸本、大島あたりも、開幕一軍すら危ぶまれるかもしれません。
大竹が開幕に間に合わない可能性もささやかれる中、危機感と同時にチャンスも広がっているわけですから、今こそがむしゃらに野球に取り組んでほしいですね。
さて、私が投手陣のポイントだと思うのは、ズバリ永川です。
体調は問題ないとのことですから、キャンプから好調時のストレートを取り戻せれば、今年の9回は安泰です。
よく「永川劇場」ではらはらさせられた経験から、永川は抑えに向かないとの声も聞きます。
しかし、永川以外に9回を任せられる投手がいるでしょうか?
昨年9回を投げざるを得なかった上野も、想像以上の重圧に苦しめられました。
9回は別世界なんですよ。
永川の場合、ストレートさえ戻れば同時にフォークも落ちるようになるので、そこだけが問題なんですよ。下半身の不安から解放され、しっかり腕を振れる永川。これが闘う条件です。
二つ目のポイントは先発ローテーションですね。
まえけん、ジオ、バリントン、篠田までは確定でしょう。残り二枠。
私は今井と福井を推します。
齊藤には残ってほしいのですが、昨年の秋季キャンプで149キロ出した感覚が残っているかどうか…
今井を推すのは、とにかくフォームの良さ。
球の切れやコントロールは、その優れたフォームから向上していくものです。一通りの変化球を持ち、そこそこのコントロールがある今井は、もう一つ球の力がつけば大化けする素材です。
福井については、その度胸ですね。
大舞台を何度も経験し、物おじしない性格。さらに言えば同期(同級生ではない)に対する対抗意識。全てが投手向きです。
後は右打者の内角を付ける球を憶えられれば、もともと球に力があるタイプなので結果は残すと思います。
どうしても先発に左を二枚入れるとするなら、それは齊藤と岩見の争いになるでしょう。
岩見は画像で見る限り完成度の高い投手です。先発もリリーフも行けるでしょう。本来であれば先発で「第二の帆足」を目指してほしいですが、ジオやバリントンの出来や今井、福井との競争もあるでしょうから、リリーフに回る可能性もあります。
永川を最後に回すとなると、その前を投げるのがサファテあるいはシュルツでしょう。シュルツは故障からの回復具合が気になりますが、実績は十分です。サファテはまだ「?」ですが、シュールストロムの眼力を信頼しましょう。
さらに豊田、横山が残ってくると思いますが、問題はリリーフ左腕。
岩見が回ってくるのか?それとも昨年実績を積んだ大島か?はたまた帰ってきた菊地原か?
ここに金丸、川口、相澤、青木が絡みます。
いやー、層の厚みが増しましたね。林や梅津もいるんですよ。
投手力は、故障さえなければ確実に増したと思います。
ただ、未知数な部分が大きいので、実績ある永川、横山、豊田そして菊地原に頼る部分はまだまだ大きいと思います。
13人のブルペンだとすると…
先発:まえけん、ジオ、バリントン、篠田、今井、福井、(齊藤)
中継:横山、梅津、菊地原、(岩見)
78回:サファテ、シュルツ、豊田
9回:永川
こんな感じでしょうか?
バリントンが当たれば申し分ないですが、「ハズレ」た場合、小松、今村あたりも候補になってくるでしょう。(個人的には今村に出てきてほしい)
これで十分70は勝てる力はあると思います。
ただ、問題は打線なんですよね。
次回は打線の話を書きたいと思います。

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コメント
コメント
今季の展望(投手編)
先発の布陣に大竹の名前が加われば、中日までとはいいませんが、それに次ぐぐらいの投手陣が形成できそうですね。前田健、篠田、福井、岩見、ジオ、齋藤、今井、そして大竹。なかなかいいんじゃないですか(福井と岩見は未知数ですけどね)。今年、期待をしているのは、ソリアーノと中田廉です。二人とも、ちょっとしたきっかけで大化けしそうな雰囲気を持っている投手だと思います。先発もいいけど、中継ぎでも面白いかもしれません。コントロールがしっかりと定まれば、という条件付きですけどね。
後ろの3回を、豊田→横山→シュルツ、もしくは永川で固定できれば、勝ちパターンがつくれます。今年のカープの投手陣の課題は、この勝ちパターンを形成できるか否かにかかっていると思いますね。
1970/01/01 (木) 09:00:00 | URL | おかる #79D/WHSg[ 編集 ]
今季の展望(投手編)
いつも読ませていただいてます。
読んでいてすごく面白いのでこれからも頑張ってください!
ただブルペンに1人も敗戦処理枠がないのが気になります。
どんな強いチームも確定した敗戦が50はあるものです。
ベンチにその枠が1つもないのは逆に危ないのでは?
あとは概ねいい意見だと思います。
強いて言えば、梅津ー菊地原の左右専門コンビで7,8回担当へ組み込みことはできると思います。
それから永川選手が失敗した場合、抑えは誰がいいかも聞いてみたいです。
1970/01/01 (木) 09:00:00 | URL | しがないカープファンです #79D/WHSg[ 編集 ]
今季の展望(投手編)
上で他の方の発言がありますけど、外国人枠がありますからね。
現在の状況は
1軍確定 
ジオ:去年のローテ2番手
トレーシー:唯一の外国人野手
調子次第
バリントン:先発候補
サファテ:中継候補
ソリアーノ:去年微妙な成績、2軍では活躍
シュルツ:手術明け、状態次第
育成
ゲレロ
こんな感じではないでしょうか
バリントンは当然ローテに入ってもらわないと困りますが、
まだ見てないので何とも
サファテはクルーンのように活躍出来る・・・と良いなぁ
ソリアーノとシュルツはOP戦の仕上がり次第でしょうね
1970/01/01 (木) 09:00:00 | URL | akai #79D/WHSg[ 編集 ]
今季の展望(投手編)
外人投手が4人いる気がしますが・・・
先発はジオかバリントンどちらかでは
サファテはシュール一押しですし
2011/01/21 (金) 06:08:13 | URL | カープファン #79D/WHSg[ 編集 ]
今季の展望(投手編)
先発で信頼できるのはまえけんだけジオも2番手では役不足(なんせ去年防御率4点台)篠田6勝か・・・
福井は新人・今村は高卒2年目ですよ。
あまり過剰な期待はしないほうが・・・
これで70勝は打線がいてまえ打線じゃないと勝てないよ・・・
ただ永川復活は大いに期待してもいいと思う。
なんだかんだいっても持ってるものはすごいし実績もカープ投手陣では抜きに出てるから。
2011/01/21 (金) 06:33:43 | URL | カープはフロントがもっとがんばらないと #79D/WHSg[ 編集 ]
今季の展望(投手編)
今年はドキドキハラハラの永川劇場が開かれる回数が少ないことを祈っています(5回までは許す"-")
先発は微妙ですね・・バリントンがルイスばりの活躍をしてくれたら万々歳なんですけどねぇ
中継ぎはシュルツ復活を前提とすれば、まあ・・なんとか・・
2011/01/21 (金) 07:29:15 | URL | モリー #79D/WHSg[ 編集 ]
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