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カープ一筋45年の独り言
カープファンというよりもカープが生活の一部になっています。
遠藤の成長
今年の交流戦初戦は、石川に手も足も出ず、ズルズル失点を重ねての完敗になりました。
また今年もか・・・そういう思いをカープファンの多くが感じたことでしょう。
しかし、嫌な雰囲気を払拭したのは遠藤の好投だったと思います。
遠藤自身も、一週間前の悲劇へのリベンジもあります。
初回からどんどん押していく投球でロッテ打線をしっかり抑え、7回途中まで2失点でまとめました。
ストレートが生かせたのは、多投したカーブの切れでした。
しっかり緩急をつけられたのが良かったのでしょう。
見事な投球でした。
それから遠藤の交代もいいタイミングでした。
7回に入り、球数ではまだ80球前後でしたが、ボールが浮き始めていると判断した佐々岡監督はすぐに交代を決め、リリーフした塹江が一球でピンチを乗り越えました。
あとは森浦、栗林と万全リレーです。
打線では、まずはどんな形であれすぐに追いつけたのが大きかったと思います。
さらには昨夜とは違い、打線がしっかりつながったのが勝因ですね。
野間は絶好調ですし、菊池も今日は猛打賞。
ちょっと心配された龍馬にも一本出ましたし、マクブルームも好調です。
あとはかなりのマークにあっている坂倉が打ち始めれば、打線は驚異上の威力を見せることでしょう。
明日は九里ですね。
昨年の最多勝投手がローテーションの6番目(交流戦では3番目)を投げているという事実が、カープ先発投手陣の充実ぶりを物語っています。
中々勝ち星がつかない九里に白星をプレゼントできるよう、早め多めの援護をお願いします。
頑張れ、カープナイン!
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後輩の話
私はずっとカープファンではありますが、母校出身の選手については、他チームであっても気になりますね。
カープにおいて、私の母校出身者は堀場以来絶えて久しかったのですが、久々に入団したのが矢崎(当時は加藤)でした。
神宮で投げているときから知ってはいましたが、まさかドラフト一位で入ってくるとは・・・
デビュー戦であわやノーヒットノーランという投球を見せたまでは良かったのですが、そのは鳴かず飛ばず・・・
制球力の欠如が飛躍を阻んでいたわけです。
しかし今年は随分変わりましたね。
まずはスライダーでストライクを取れるようになったことが大きいです。
これまではストレートかフォークだけだったので、ストレートが暴れているときは見え見えのフォークを見切られて四球。
ストライクを欲しがって投げたストレートが甘く入っての痛打。これの繰り返しでした。
ところが球種が一つ増えただけで大変身。
スライダーが絶妙の球速で、微妙に緩急もついています。
もともと球威は抜群でしたから、カウントを整えられれば結果もついてきます。
今年は開幕一軍を勝ち取り、敗戦処理からコツコツ結果を残して、ついに勝ちゲームの7回のマウンドに登りました。
まだ定着するとはわかりませんが、目の前の一試合一試合、一球入魂で頑張ってほしいですね。
そして今年入ってきたのが中村健人です。
中京大中京から慶應義塾大を経てトヨタ自動車からドラフト三位で入団しました。
野球人の王道を歩んできた男ですが、エリートなどではなく、本当に泥臭く野球をやっている姿には感動さえ覚えます。
実戦的な打撃は、まさにボールに食らい付いていく感じです。
守備も抜群で、巨人戦では捕殺を連発し、昨日はフェンス際のフライを好捕しました。
ここまで末包と競争を繰り広げてきましたが、末包が降格したことでひとまず中村が選ばれました。
それはカープの選手らしい泥臭さが、、結果を伴っていたからに相違ありません。
今度は昨日決勝弾の堂林との競争です。
二人の競争がチームの勝利に繋がってくれるのが一番ですね。
ファンにもケンティと呼ばれ、好漢ぶりが愛される中村の頑張りに、これからも注目しましょう。
プリンスの一撃
今日の試合は、昨日や一昨日とは打って変わって、白熱の投手戦となりました。
中でも、中日先発の柳は、ストレートも走り、変化球もキレ、コントロール抜群と、まったく手も足も出ないとはこのことだ、という出来でした。
ヒットどころか良い当たりすら出ない。
初ヒットは小園の内野安打ですからね。まともな当たりすらないまま6回を迎えました。
アンダーソンの球数が100球となり、6回を投げ終えたアンダーソンは交代で、6回裏の打席には代打の堂林が向かいました。
初球の変化球を見逃すと2球目にバットが一閃。
打球はレフトスタンドに吸い込まれていきました。
今日は柳は90球投げたわけですが、本当に唯一無二の失投でした。
それを見事捉えた堂林。8年ぶりの代打ホームランは、交流戦前のチームに三連勝をもたらしました。
もちろん投手陣の頑張りも素晴らしかったです。
アンダーソンは力あるストレートを中心に押しまくり
矢崎はスライダーでストライクが取れるようになったことで安定感が増し
私一押しの森浦が問題の8回をしっかり締めて
コンディション不良で心配された栗林が復活セーブ
見事な完封リレーでした。
コロナで主力選手がごっそり抜けた昨年の交流戦とは違い、今年は万全のメンバーが調子を落とすことなく交流戦に臨むことができそうです。
毎年鬼門にはなっていますが、今年はどうやら例年とは違いそうですね。
一番キャプテン野間
昨日も書きましたが、先発投手が頑張り、打線が爆発すれば今日みたいな試合になります。
二日続いての快勝は野間の出塁がきっかけでした。
今日もいきなりの二塁打で、先制のチャンスを作り、菊池のヒットでアッと言う間にホームに帰ってきました。
初回一番打者の出塁は先取点に繋がりやすいのです。
そういう意味で、昨日と今日の野間の活躍が勝利に直結したわけです。
二回は森下ヒットのあと、繋ぎの打撃でチャンスを広げ、ビッグイニングに繋がりました。
ここへ来てようやく一番に座った野間ですが、長らくのファーム暮らしで忸怩たる思いを抱えていたことは間違いありません。
誠也がいなくなり、野手キャプテンに指名されたことで「やらなければ」という気持ちになっていたでしょうが、それが空回りしたのか大きな回り道を経験することになりました。
これまでも何度も書きましたが、緒方前監督がほれ込んでドラフト一位で指名された逸材も8年目を迎えました。
何度も覚醒したかに見えながら、ことごとくモノにできずここまで来てしまいました。
今年こそ、間違いなく定位置を獲得し、チームの勝利に貢献できるように頑張ってほしいと思います。
先発森下は打たれながらも三つの併殺などで要所を締めて7回無失点。
中々勝ち星がつかなかった中で4勝目を手にしました。
4回の無死満塁のピンチをストレートで抑え込んだように、攻めの投球を続けてほしいと思います。
最後に根尾の登板ですが、個人的にはファンサービスとしては良かったと思います。盛り上がりましたからね。
小園との対決はなかなか見モノでしたし。
さて、明日は新たな天敵柳です。
打ち崩すのは難しいとは思いますが、アンダーソンのためにも早めの援護を期待したいですね。
頑張れ、カープナイン!
はじめてのグランドスラム
エースがしっかり投げて
四番がチャンスに打てば、こういう試合になる、という典型的な試合だったと思います。
ポイントはいちばんに返ってきた野間の出塁でした。
菊池と龍馬が繋いでの満塁で、マクブルームが見事な仕事を果たしました。
大野にしてみれば失投だったとは思いますが、その甘い球をしっかりレフトスタンドに運んだマクブルーム。まさに四番の仕事です。
合流当初は戸惑いもあったことでしょう。
キャンプもやっていないし、日本の投手の独特な配球に面食らったこともあったと思います。
しかしここにきて本領を発揮し始めています。
マクブルームの特長は、ボールを振らない選球眼にあると思います。
五番に得点圏打率四割強の坂倉がいる関係で、敬遠四球というものがほとんどないにも関わらず、リーグ四位の22四球。
結果として出塁率もリーグ四位の.391。
気が付けば打点もリーグ五位の26。
三割近い打率に得点圏打率も三割強。
もはや誠也の穴はマクブルーム一人で埋まってしまうかもしれません。
そしてこのマクブルームの活躍の相乗効果か、龍馬も坂倉も打点は同じくらいで、クリーンアップの破壊力は昨年以上です。
今日の満塁ホームランは自分史上初だそうですが、真っ赤に染まったマツダスタジアムでもっともっと打ってほしいですね。
大瀬良は初めてクオリティスタートができませんでしたが、8回まで投げての5勝目。
6回に打たれてしまいましたが、それは大量点差の中で何かを試していたようだったので心配無用でしょう。
事実7回8回は完璧でしたからね。
今日の大勝で、連敗中の嫌なことはすべて払拭できました。
さあ、明日は森下の快投で連勝と行きましょう!
頑張れ、カープナイン!
8回問題
中崎でダメで
島内でダメで
ケムナでダメで
ターリーもダメでした。
この問題を解決すれば、優勝という言葉がかなり現実味を帯びてくるんですけどね。
私の案は、アンダーソンのリリーフ転向です。
何といってもセットアッパーに必要な、球に力があり、三振をとれる決め球があり、コントロールも安定している。
そして、アンダーソン自体アメリカではリリーフ投手だったということです。
先発は玉村もいるし、高橋昴也も祐輔もいます。
残り5人は安定しているわけですから、アンダーソンを回す余裕もないわけではない。
だからこそ、と思うのですが、恐らく佐々岡監督はそんなドラスティックな手法は使わないでしょうね。
現状一番向いているのは森浦でしょう。
コントロールは悪くない、切れがある変化球で三振も奪えないわけではない。
ただ、球の力が圧倒的ではないのが、ちょっと不安です。
私はこのブログで、「森浦は赤い岩瀬になれる」と何度も書いてきました。
起用して経験を重ねれば、必ず結果はついてくると思います。
島内、ケムナ、ターリーはストライクを取る事自体に汲々としていましたが、森浦にはそれはないので、あとは経験だけだと思います。
とにかく8回問題の早期解決が望まれます。
薄氷の勝利
ハラハラドキドキの試合展開でしたね。
特に7回8回は心臓に悪い展開でした。
立ち上がり打たれながらも立ち直った九里ですが、いつものように7回に不可思議な四球からピンチを迎えて降板。
これまでは好投を見せていたケムナも、8回に投げるとストライクが入らなくなって降板。
7回はターリーが力の投球で佐藤を抑え
8回は森浦が丁寧にロハス、梅野を抑えたことで乗り切りました。
それにしても、どうしてうちの投手は8回に投げるとストライクが入らなくなってしまうのでしょうか?
今日は何とか乗り切ったからいいのですが、8回投げる人を確立しないと、また同じことが起こりますよ。
薄氷の勝利でしたが、それでも収穫もありました。
同点のタイムリー三塁打を打った小園は猛打賞で、遅まきながら2割に打率を乗せました。
スイングも良くなっているし、あとは上がっていく一方だと思いたいですね。
マクブルームはコンパクトな打撃で2安打。同点逆転劇の起点になりました。好調が続いてますね。
そして一番の収穫は九里に勝ちがついたことです。
4本柱と言われながら、大瀬良と床田は4勝、森下は3勝、遠藤も2勝目を挙げました。
一つしか勝ってない九里に焦りがなかったといえばうそになるでしょう。
ましてや昨年の最多勝投手ですし。
今日勝てたことで、毎回毎回の7回におかしくなる癖もなくなってくれるかもしれませんね。
明日はアンダーソンですが、雨が・・・
試合決行の場合は、早め多めの援護をお願いします!
頑張れ、カープナイン!
完封勝利
何度も書いてますが、今年の床田は自信に満ちているように見えますね。
マウンド上での所作も堂々としていますし、その態度に見合う見事な投球を今夜も見せてくれました。
とにかくストレートが速く、強くなりました。
ストレートが良いから変化球も効果的に決まってくる。
だからどんどん内角を攻められる。
今夜も攻めの投球で最後まで乗り切りました。
126球5安打完封。
9回はピンチを背負いましたが、最後まで球威は衰えず、阪神のクリーンアップを抑えきりました。
今夜の床田は走塁でこけちゃったり、打球が当たったりと色々ありましたが、今や左のエースですね。
打線ではやはりマクブルームでしょう。
日曜日の二発でお目覚めですかね。
フルカウントまで粘って、最後に来た甘い球を見逃しませんでした。
ホームランもそうですが、岩貞から打ったライト前も見事でした。
選球眼は良いし、一発もありながら繋ぎの打撃もできる。まさにカープの四番になるべくして来日したようですね。
今日は本当に四番の仕事でした。
明日は好投しながらなかなか勝てない九里です。
秋山相手ではありますが、早め多めの援護をお願いしたいと思います。
頑張れ、カープナイン!
母の日祭り
今年のカープは、ランナーが出るとバントで送って、コツコツ繋いで点を取る・・・
基本に忠実な攻撃で白星を積み重ねてきました。
しかし今日は一味も二味も違いましたね。
ポイントは初回でした。
遠藤が桑原を一球で仕留めたことで波に乗り、攻撃陣は一つの判断で波に乗りました。
健人が四球で出て、菊池はいつものようにバントの構え。
横浜先発の東の制球が定まらず、バントをさせにストライクを取りに来ると判断したベンチがバスターエンドランに切り替え、菊池の打球が外野に抜けたところで試合の流れは完全にカープに来ました。
その後はいつものように打線が繋がって初回は3得点。
3回も龍馬のホームランで止まることなく、打線が繋がって4得点。
4回は打線が繋がった後末包がグランドスラムで大掃除して6得点。
そこからは一発攻勢で〆て21安打17得点で大勝となりました。
恐らくいつものカープ打線は、大きいのを狙うことなく、ミート中心に徹して打線が繋がっていたのだと思いますが、点差が開いてからはしっかりしたスイングができるようになり、昨日までチーム本塁打11本だったのが、今日一日で5本塁打の結果が出たのだと思います。
今日は全てがうまく回りましたが、今日のような試合はそうあることではありません。
火曜日からはまた普段着で野球をやってほしいと思います。
本当にみんな気持ちよく打ってましたね。
ゴールデンウィーク最後は、まさに母の日祭りでした。
勝ったからこそしっかり反省を
今季最高のピッチングを見せた森下には勝ちをつけてほしかったですが、とりあえず龍馬の一発で勝てたのですから良しとしましょう。
ただ、走塁面等細かいミスが散見されました。
捕手坂倉もそうです。
確かに開幕して1か月ちょっとで、最初の疲れが出る頃かもしれません。
しかし長丁場であるペナントレースを乗り切るためには、常に集中して試合に臨んでほしいし、試合で最高のパフォーマンスをするためにも、しっかりと練習もこなしていかなければなりません。
確かに大変なことなんですが、今年は大勢の観客が見に来てくれています。
大観衆のもとでプレーできる幸せを感じて、だからこそ頑張ってほしいと思います。
勝ったからこそ、しっかり反省し、明日の試合につなげてほしいと思います。
明日は遠藤ですから、早め多めの援護をお願いします!
頑張れ、カープナイン!
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