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カープ一筋45年の独り言
カープファンというよりもカープが生活の一部になっています。
負の連鎖2
8連勝で借金完済と流れが好転していたのが、あっという間に暗転・・・
3連敗で気が付けば5位転落となってしまいました。
8連勝の主因である、先発投手の頑張りが、短い間で崩れてしまったからです。
最初はジョンソンでした。
比較的調子が良かったように思えたのですが、3本のソロホームランで先制されて失投を見逃すことなく打たれていました。
不注意という言葉では片付けられない内容でした。
球数が増えたためと、早めの反撃のためにジョンソンが降板すると、リリーフした菊池も被弾し、4発のソロホームランでこの試合を落とすことになりました。
この試合だけ見れば、相手の先発が打てずに負けた、いわば普通の負け試合でしたが、昨日はさらに内容が悪化しました。
先発の九里をはじめ投げた投手が計10四球。打線は中盤までは反発力も見えましたが、下水流のエラーで致命的な失点をした後はやや集中力も低下したように思います。
先発が頑張れない
エラーで失点し、それが致命傷になる
攻撃が低調で、反撃が後手後手になる
まさに8連勝前の負の連鎖が出始めてきています。
今日もアドゥワが、その負の連鎖に巻き込まれました。
立ち上がりから四球連発でリズムが出ず、さらには広輔のエラーをきっかけに失点・・・
しかもリリーフの藤井、矢崎が次々失点・・・
終わってみればバティスタの一発だけの完敗でした。
このままでは、またあの状況に逆戻りです。
あの時も言いましたが、この状況を打開するには我慢することと、各自が一つ一つの自分のプレーを、しっかりと丁寧にこなすことしかありません。
ただ、打順に関しては「1番広輔」と「3番バティスタ」は再考の余地があると思います。
いつか上がってくると思っていましたが、さすがにそろそろ1番広輔も限界でしょう。
ショートを守る人間で広輔を超える存在はいないので、調子が上がるまで下位におくしかないと思います。
1番は野間でしょう。
バティスタは繋ぐ選手ではなく返す選手なので5番に置き、相手投手が誠也と勝負してもらうようにするほうがいいのではないでしょうか。
もちろん3番は長野です。3番長野で連勝してきたわけですから。
いずれにせよ今の状況を打開するためには、先発投手の頑張りが不可欠です。
明日の祐輔には負の連鎖を断ち切る好投を期待します。
頑張れ、カープナイン!

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床田寛樹、君の投球は皆を熱くする!
今夜の神宮球場は、4月末とは思えない寒さに包まれていました。
しかし、グラウンド上では熱い投手戦が展開されました。
ライアン小川の気迫の投球の前に、チャンスもなかなか作れないカープ打線・・・
しかし床田も攻めの投球で「あと一本」を許さない・・・
一歩も引かない二人の投げ合いは、スタンドの大観衆まで巻き込んだ熱戦となりました。
二度のバント処理、ピッチャーナイナーや足元へのピッチャーゴロ、さらには二塁へのけん制・・・
床田は投げるだけではなく、守備力でも自らを助けました。
クライマックスは6回裏と7回裏、ともに二死1、2塁の大ピンチでした。ともにカウントはフルカウントまで行きましたが、6回の雄平に対してはストレートで押しきり、7回の太田に対してはスライダーで空振りを取りました。
顔色一つ変えずに投げる床田ですが、その攻めの投球は周りのみんなを熱くします。
結局7回119球8奪三振無失点の見事な投球で4勝目を挙げました。
投げる毎に結果を残している床田。まだまだ伸びますね!間違いなく!
打線ではキクチョーコンビが見事に機能しました。
6回無死ランナーなしから二人で一気に先取点を挙げ、9回は二人でチャンスメイクし會澤のタイムリーに繋げました。
好調の菊池は100本安打を含めて3安打猛打賞、長野もマルチヒット・・・当分このコンビは離せませんね。
これで3試合連続完封、そして8連勝で借金を完済しました。
誠也も帰ってきましたし、松山も実戦復帰しました。
投打がかみ合っているカープを、もう止める者はいません。
明日はジョンソンですね。
前回勝ちがついたので、そろそろピリッとした投球を見せてほしいと思います。
頑張れ、カープナイン!
平成最後は最高のゲーム
平成最後のマツダスタジアムは、いつもと同様真っ赤に染まっていました。
9回表に背番号14がマウンドに登ると、スタンドからは「大瀬良、大瀬良」の大合唱。
我らがエース大瀬良大地は、大声援を背に123球を投げ切り、5年ぶりの完封勝利を飾りました。
決して絶好調のマウンドではありませんでした。
序盤はランナーを出しながらも、丁寧に低めへの投球を続けて3併殺で流れを作り、中盤には少しギアを上げ、そして最後まで隙を見せることはありませんでした。
決して好調でなくとも、自分の投球で得点を許さない・・・まさにエースの投球でした。
打線はその投球にこたえたいところでしたが、ロメロの150キロ超のストレートに苦しみ、チャンスを作りながらもあと一本が出ない展開・・・
しかし投手が交代した8回裏、四死球で作ったチャンスに會澤が見事に応えました。
この三連戦では、中日打線にタイムリーを許さず(得点は平田の二本のホームランだけ)、先発がしっかり試合を作ったことで優位な展開に持ち込むことができました。
あの熊本の石原の一打から、やはりカープナインは勝ち方を思い出してきたのでしょう。
これで7連勝。
最高の状態で前半戦の山場になるであろう12連戦に突入します。
一時は遠かった勝率5割もあと1勝。
平成の間に借金を返そうと言っていたのが、まさに現実になりそうです。
鯉の季節から、一気に逆襲といってほしいですね。
頑張れ、カープナイン。
完全無欠のコントロール
いやあ、今日の祐輔は素晴らしかったですね。
會澤が構えたミットを動かす必要がありません。吸い込まれるようにミットに収まっていきます。
今季初勝利の時の祐輔も良かったのですが、今日もコントロールは抜群で、中日打線にゴロの山を築かせました。
會澤もリードしていて楽しかったでしょうね。
すべて自分のリード通りのところにボールが来るわけですからね。
7回無失点投球は、2016年の投球を彷彿とさせます。
ナイスピッチングでした。
打線の方では、三本のホームランも良いですが、會澤のホームランの後の得点はカープならではでしたね。
ランエンドヒットでチャンスを広げてスクイズですか・・・積極的な采配はお見事です。
やはり勝ちながら昨年までの「勝ち方」を思い出しているように思えますね。
そして勝ち続けることで、昨年までのムードも戻ってきました。
さあ、明日は大瀬良です。
なかなか勝ちがつかないエースに白星をプレゼントしてほしいと思います。
頑張れ、カープナイン!

ベテラン
降り続く雨の中、真っ赤に染まったマツダスタジアムのスタメンに「背番号1」の名前はありませんでした。
丸が去り、松山が離脱し、そして誠也まで欠く中で、カープナインは一丸となって勝利をもぎ取りました。
今日の試合での一番の収穫は、やはりアドゥワの好投でしょう。
プロ初先発の舞台は雨。
相手は好調の中日打線。
いきなり平田に打たれた時にはどうなることかと思いましたが、その後は丁寧な投球で中日打線を封じました。
ランナーを出しながらも、タイミングを変え、緩急をつけ、低めを意識した投球で連打を許しませんでした。
平田への二発は失投でしたが、ビシエド、アルモンテに仕事をさせず、7回2失点にまとめたのは素晴らしいですね。
アドゥワの好投に報いたい打線でしたが、大野の投球になかなかチャンスを掴めません。
初回こど打線が繋がって得点しましたが、2回以降は磯村のホームランだけ・・・
結局大野が降りてから、ようやく打線は繋がりました。
そして、最後の最後に決めたのはベテランの小窪でした。
今年の小窪は打撃に粘りがあります。
不調の時は引っ張りばっかりなのですが、今年はセンター中心に素直に打ち返す打撃が目につきます。
9回裏の打撃も、力あるストレートをしぶとくライト前に落とす当たりでした。
少し詰まっても、逆に少し伸びても取られていたであろう当たりが絶妙の一に落ちたのは、小窪が言っていたように、まさにマツダスタジアムの声援のおかげでしょうね。
過去三年、ファンの大声援で勝ってきた試合は数知れずありました。
ようやくきっかけをつかんだチームにとって、今日の勝利は単なる勝利ではありません。
選手とファンが一体になった勝利ですから。連勝の流れもまだまだ続いています。
さあ、明日は祐輔ですね。
誠也の状態(右足に何かあったようですが)は心配ですが、早めの援護で楽に投げさせてほしいと思います。
頑張れ、カープナイン!
ナイスゲーム2
今日もまたまた打線が繋がっての快勝でした。
あれだけ打てなかったのは何だったのでしょう?本当に打線は水物です。
とにかく広輔が無死で出塁すると勢いが出ます。
野間が繋いで誠也、龍馬、バティと繋がっていきますから、得点能力は昨年並みに戻ったと思います。
特にバティスタですね。
ずっとタイミングが取れておらず、いつメヒアと交代するのかという土俵際から、今日は猛打賞で4打点。
しかも待ち望んだ一発も出ました。
恐らく当分の間打ち続けるような気がしますが、それを継続させるためにも三番ではなく、今日のように六番くらいがいい気がします。
とにかくこれで一安心ですね。
それからジョンソンなんですが、勝ったとはいえ少々心配な内容になってしまいました。
立ち上がりは良かったんですよ。
それが3回に神里に粘られてからおかしくなりました。
ボールが高め高めに抜けて、打たれるは球数かさむは、で5回降板となりました。
今日は点差に守られて勝てましたが、次回以降は自分の投球を続けて勝ってほしいと思います。
さあ4連勝です。
明後日以降も一つ一つ勝ちを積み重ねて逆襲と行きましょう!
頑張れ、カープナイン!
ナイスゲーム!
あの石原の一打が、昨日のサヨナラ勝ちに繋がり、そして今日のナイスゲームにもつながりました。
先発床田は、前回同様テンポの良い投球でナインにリズムを与えていました。
ピンチになっても慌てずに、自分の投球を続けました。
この子はコントロールが良いので、守りやすいのでしょうね。バックも好守で好投に応えました。
そして、野間の二塁打を床田がしっかり送っての広輔の犠牲フライ。
この先制点は広輔にとって今季初打点でした。
それが、今季初めてと言っていい連打のきっかけになったように思います。
4回裏
誠也の四球から始まったチャンスは、安部のタイムリーが出たものの既に2死。
不調の広輔は、前打席で打点を挙げていたことで少し楽になっていたのでしょう。
井納の初球を積極的に叩くと、打球はセンター前に飛んでいきました。
そこから菊池、バティスタと見事な三連打で試合を決めました。
筒香に二発浴びましたが、二本ともソロ。
松山の死球後も、しっかり追加点を挙げての快勝でした。
今日の試合は昨年までのカープの野球ができていました。
問題は明日からも続けられるかどうかです。
明日は今季不調のジョンソンが中四日で登板します。
横浜はブルペンデーなのかもしれません。
早めの援護で一気に流れを持ってきたいところですね。
最後に、松山の容体が心配ですが、無駄なブーイングなどしないでほしいです。
頑張れ、松山、頑張れ、カープナイン!
何かが変わるかも
8回裏に勝ち越され、マウンドには抑えのクック・・・
今日もダメかと思った9回表に打線が突然つながりました。
野間が初球をレフト前に運び、安部との間でランエンドヒットを決めてチャンスを作ると、龍馬の内野ゴロで1点差。
二死後に菊池がライトオーバーの二塁打で同点。石原のタイムリーで勝ち越しました。
これまで全くつながらなかった打線が見事につながったのは、二死から決めた菊池の勝負強さとベテラン石原の食らい付いていく気迫におかげでしょう。
ただ、こうなった遠因は8回裏の丸のホームランにあると思います。
カープ戦での初ホームランが決勝点になっていたら、明日のスポーツ新聞の一面はどうなるでしょう?
恐らくカープナイン全てが頭をかすめたことでしょう。
そんなことで負けたくない、という気持ちが大きくなったのではないでしょうか。
これがきっかけになってチームが復調したとしたら、チームとして丸に感謝しなければなりませんね。
今季最高の試合は、何かが変わるかも、という想いを抱かせるには十分でした。
明日は試合がりませんが、週末のマツダスタジアムでさらに浮上していけるよう、期待大ですね。
頑張れ、カープナイン!
渾身の127球
今日の試合は何といっても床田の投球に尽きるでしょう。
何が良かったのかといえば、やはりリズムでしょうね。
早めのテンポの投球で、しかもストライク先行で打たせて取る投球は圧巻でした。
コントロールが良いので、四球から崩れる心配もなく、カーブを巧みに使い、緩急もしっかり突けられていました。
前回以上の投球の結果がプロ初完投勝利ですから、かなりの自信になったことと思います。
天晴れな投球でした。
攻撃面では、初回の広輔の盗塁が勢いをつけました。
前日は1番打者を野間に譲った広輔ですが、やはりカープの1番は広輔です。
広輔が出て、走って、それがチームに勢いをつけるのです。
そして誠也の盗塁も得点に結びつきました。
カープ野球の原点は機動力です。
その原点に立ち返っての勝利は、あまり良くない今のチームの状況を好転に向かわせる一因になるかもしれません。
もちろん誠也の調子もまだまだですし、今日勝ったからといってどん底から一気に浮上するのは難しいでしょう。
しかし、今日の投打のかみ合いが一筋の光明になったことは間違いありません。
明日は九里ですね。
打線のつながりが出始めていますし、今日のように早めの援護をお願いします。
頑張れ、カープナイン!
負の連鎖
既にガラガラになったスタンド
孤独のマウンドからベンチに戻った中田廉の目には光るものが浮かんでいました。
そしてスコアボードの10回表の部分には「12」の文字が・・・
昨年まで三連覇したチームの姿はそこにはなく、もはや2014年以前の悪夢の日々が思い出されます。
どうしてこうなってしまったのでしょうか?
その理由は、今日の試合に凝縮していたので、少し書かせていただきたいと思います。
昨年も実はそうでしたが、カープ打線の得点圏打率は年々低下傾向にありました。
丸が抜けた今年は、さらにその傾向が強まってきています。
その上レギュラー選手の不調もあって、ホームランによる得点も減り、今年の開幕後は得点力不足に悩まされてきています。
そのため投手陣は失点、それも目の前の1点を失うのを恐れているように見受けられます。
今日の祐輔がまさにそうでした。
ヤクルト打線を怖がって怖がって、逃げて逃げて、結果として4回までに100球以上を要する始末です。
それでも何とか9回まで試合になったのはリリーフ投手陣の踏ん張りでした。
打線もチャンスは作るものの、挙げた得点はチャンスでの内野ゴロと犠牲フライ・・・タイムリーは出ませんでした。
初回も5回も7回も、絶対的なチャンスを得ながら最少得点しか上げられませんでした。
それは、開幕からずっと続いています。
誠也は「俺が決めなければ」と力んで調子を落とし、松山もヒットは出始めましたがチャンスでは決めきれません。
同点の状態で、野手陣にも「もう1点もやれない」という力みというかプレッシャーもあったと思います。
これは今日だけではなくずっと続いています。
その結果10回の悪夢に繋がっていきました。
バントに失敗した荒木のバスターを、松山は無理な体制で二塁に投げてピンチを広げ、菊池は山田の打球を捕球できず、勝ち越し点を与えました。
その後は・・・
投げるのも、打つのも、守るのも「もう1点もやれない」とか「ここで何とか打たなければ」と追い込まれている感じがします。
その姿を見ると、前監督時代のカープナインを彷彿とさせます。
あの時、選手は相手チームと戦っているのではなく、自チームのベンチと戦っているとまで言われました。
委縮しているとまで言われました。
このままではあの頃に戻ってしまうかもしれません。
今できることは原点に戻って、選手個々が自分の「やるべき野球」に徹することしかありません。
目の前のワンプレーワンプレーをしっかりこなしていくことです。
昨年も、一昨年も、3年前も結局はそれができていたからこそ優勝できたのではありませんか!
トンネルはいつか終わります。
降り続く雨もいずれ上がります。
それにはまだ時間がかかるかもしれませんが、雨が上がった時にかかる虹とともに新たな姿を見せてほしいと思います。
頑張れ、カープナイン!
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