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カープ一筋45年の独り言
カープファンというよりもカープが生活の一部になっています。
クライマックスシリーズに向けて2
カープは優勝を決めてからは、選手のコンディション調整とテストの繰り返しになっていますが、崖っぷちの巨人は必死の形相で立ち向かってきていました。
坂本のホームランに始まり、粘り強い攻撃で最終的には同点で最終回を迎える展開になりました。
9回表のカープの攻撃は、まさにカープ野球でした。
四球の菊池が二死後に盗塁。
直後に龍馬の結晶タイムリー。
その後は点にはなりませんでしたが、足を絡めたカープらしい攻撃ができての勝利となりました。
それにしても緒方監督は頑固ですね。
恐らく今日はフランスワと中崎を使わない、と最初から決めていたのでしょう。
7回にアドゥワが出てきた時は「あれっ」という感じでしたが、9回に一岡が出てきたので納得しました。
そして今日もヘルウェグのテスト登板が繰り返され、見事に結果を出しました。
間違いなくポストシーズンの秘密兵器になると思います。
攻撃陣も繋ぐ攻撃もできていますので、順調に来ていると思います。
明日は大瀬良ですね。
何とかタイトルを取らせてあげたいですね。
頑張ろう、広島!
頑張れ、カープナイン!
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クライマックスシリーズに向けて
カープ以外の五球団が大混戦のセリーグ。
一体どのチームが出てくるのか、全く見えない状況ですが、カープ自体は準備を進めていかなければなりません。
昨日今日の相手はCS出場が濃厚なヤクルトです。「予行演習」にはうってつけです。
さすがに昨日はナインの動きも重く、大敗を喫してしまいましたが、今日は少々違いました。
体調面を考慮して菊池と誠也を休ませ、龍馬を一塁で起用するという采配です。
先発の樹也は立ち上がりを痛打され4失点しましたが、2回以降は緩急をうまく使って立ち直りました。
次回は今年はないでしょうが、来年に向けて課題と収穫があったと思います。
CS対策としては、5回1死1、2塁でのヘルウェグ起用でしょう。
バレンティン対策としてはうってつけに見えますね。
ヘルウェグのツーシームは右打者にはかなり効果的なので、CSで右の好打者を迎えたときにはワンポイント等の起用もあるかもしれません。
もちろんジャクソンの復調も重要ですが、ヘルウェグも使えるとなるとバリエーションも増えます。
一昨年、昨年のように硬直した投手起用ではなく、フランスワも含めて柔軟な継投も可能になります。
さらに曽根です。
内外野の多くのポジションを守れる上に俊足、さらに言えば変化球にはやや弱いとはいえシュアなバッティングもあります。
代走、守備固め・・・様々な起用法が出てきます。
菊地の調子次第でもありますが、好機で菊池に代打を送らざるを得ない時には2塁守備にもつけますし、その後打順が回っても何とかしてくれそうな期待感もありますね。
今日はリリーフ投手陣が無失点と好投しましたが、今はCS以降の試合にベンチ入りできるかどうか競争です。
今村、アドゥワ、戸田・・・
サバイバルは続き、その競争がさらなr戦力アップに繋がるはずです。
さあ、明日は生き残りをかけて戸田が先発ですね。
どれだけ頑張れるか、注目しましょう!
頑張ろう、広島!
頑張れ、カープナイン!

ありがとう、あまやん
球団史上初の三連覇を決めた翌日、天谷の引退が発表されました。
ドラフト9位での入団から研鑚を重ね、マーティ時代には主力選手として活躍しました。
一番の思い出は、やはり2010年の「ホームランキャッチ」でしょう。
それを記念した「激突!天谷くん」人形は、今どこにあるのでしょう?
とにかく、俊足とシュアなバッティングが武器の三拍子そろった好選手だったと思います。
ただ、怪我と不調の繰り返しの中、丸をはじめとする若手の台頭で出番が減っていきました。
それでも、忘れてはならないのは、この三連覇の最初の年である2016年の初お立ち台が天谷だったことです。
「キャンプの時から、今年最初のお立ち台に立つんだという気持ちで頑張ってきた」
「優勝しましょう!」
天谷の「予言」通り、2016年は久しぶりの優勝を飾り、お酒を飲めない天谷がヘロヘロになりながらビールかけをしていたことは、いまだに忘れられません。
今年は野間が覚醒し、ついに一軍には呼ばれることはありませんでした。
本当にナイスガイでした。
セカンドキャリアも幸せなものにあるよう、心から願っています。
本当にお疲れ様、そして、ありがとう、あまやん。
辿り着いた三連覇~第二次黄金時代の到来
ここ数試合のもどかしいというか、モヤモヤした感じを完全に払拭したナイスゲームで優勝、そして三連覇に辿り着きました。
松山のファインプレーで始まった今日の試合は、今年のカープ野球をそのまま見せつけ、た初回の怒涛の攻撃で幕を開けました。
その後は九里の好投と、途切れのない攻撃で差をつけて、終わってみれば10対0。圧勝でした。
九里は今季最高の投球でした。
5点の先制点をバックにストレート中心の強気の投球を繰り広げ、8回2安打無失点。
唯一で最大のピンチだった4回の無死満塁も、バレンティン、雄平を攻める投球で抑えました。
打線は良く繋がりました。
一発がなくても10得点。初回の松山の当たりや野間の当たりなど、野球の神様も味方に付いていたみたいです。
九里は直接中崎に繋ぎ、中崎も最高の投球で応えました。
思えば、今シーズンは大きな補強もなく迎えたシーズンでした。
他球団は「打倒カープ」を旗印に立ち向かってきました。
そんな中で、こうした結果を得られたのは、選手個々の成長そのものが最大の補強だったのだと思います。
確かに昨年に比べて苦しんだ選手もいました。故障で戦線離脱する選手もいました。
しかし、そこで必ずその穴を埋める選手が出てくる・・・その繰り返しの中で多くの選手がどんどん力をつけてくれました。
打線では野間と龍馬とバティスタですし、投手陣ではアドゥワとフランスワですね。
みんながみんな、なくてはならないピースに成長してくれました。
本当に嬉しい。こんな日が来るなんて・・・
ありがとう、カープナイン!
本当にありがとう!
松山が決めてくれた
昨日は、優勝目前のチームとは思えないひどい試合でした。
ただ、その悪い流れをあっさり払拭できるのが今のカープの強さなのかもしれません。
今日は打って変わって、締まった投手戦になりました。
主役はエース大瀬良。
素晴らしい投球でした。
ロペスの一発は甘い変化球でしたが、それ以外はほとんどピンチらしいピンチもなく、8回1失点の見事な内容です。
ポイントは4回、ロペスに打たれた直後の投球です。
倉本に二里打を打たれて無死二塁。
ここからズルズル失点することも多いのですが、今日の大瀬良は違いました。
伊藤にバントを許さず詰まったショートゴロ
石田も詰まったセカンドゴロ
乙坂も詰まったセカンドゴロ
最後には自慢のストレートで詰まらせて後続を断ちました。
そして圧巻は8回のロペスに対する投球です。
最後は渾身のストレートで空振り三振。気迫とエースの意地が見え隠れする最高のボールだったと思います。
勝ちはつきませんでしたが、エースと呼ばれるにふさわしい投球だったと思います。
打線は石田に完全に抑えられていましたが、6回にエラーをきっかけに同点に追いつき、最後は9回裏の勝負に持ち込めました。
野間が出て會澤が繋ぎ、最後は松山がしっかり決めてくれました。
打線全体は好調とは言えませんが、勝負所では龍馬にしても松山にしても勝負強さを発揮してくれています。
さああと一つです。
明日は前回雨天のため早めに降板したジョンソンです。
歓喜の瞬間をみんなで分かち合うためにも、早め多めの援護をお願いしたいですね。
頑張ろう、広島!
頑張れ、カープナイン!

雨のマツダスタジアム
昨日も今日も、本当によくもまあこんな状況で野球ができたものだと思います。
降りしきる雨
厳しくなり続けるグラウンド状態
両軍の選手たちに怪我がなかったことは本当に幸いでした。
試合消化の関係での強行だったと思いますが、プレーする選手だけでなく観戦するファンにとってもタフな試合でした。
その上、昨日は12時超え、今日も10時過ぎまでのロングゲーム・・・
中断と整備を繰り返し、何とかかんとか9回にたどり着いた感じでした。
そんな中、今日は相手のミスと8回の新井の一打で一気に引き離す展開で勝ち切りました。
新井が打つと本当に盛り上がりますね。
しかもライトの糸井が打球を後ろにそらすと、新井は激走!二年ぶりの三塁打となりました。
そこからの2点は一番に戻った広輔の粘りと菊池の意地の一打でしたが、新井が打たせたような感じがしましたね。
今日の勝利は、改めて優勝に向けて勢いをつける勝利になりそうな気がします。
ヒーローインタビューは新井(実はマツダでは今季初)だったのですが、しゃべっている最中に雨は豪雨と変わり、凄い雨の中になってしまいましたが、最後までファンを気遣う新井の気持ちが伝わってきました。
さあ明日は前回好投した岡田です。
間は詰まりましたが、先週同様のピッチングを期待したいですね。
頑張ろう、広島!
頑張れ、カープナイン!
剛腕の系譜~岡田明丈の復活
今日は岡田の好投に尽きるでしょう。
6回94球4安打2失点という数字以上に、今日の投球は安定感がありました。
岡田が自ら言っていたように「自慢のストレート」が唸りを上げていましたから。
圧巻は3回裏の山田との場面。
三球三振に取った3球目のストレートは、引っかかりもせず抜けもせず、外角低めにずばっと決まりました。そのボールのスピードガン表示は「151キロ」。素晴らしいボールでした。
先日の九里といい、祐輔といい、大瀬良とジョンソンが停滞する中で、岡田を含めてみんなが好投してくれるのは頼もしいですね。
何度も言うように、ポストシーズンの先発は4~5人。
中村祐太も上がってきた中で、出番を争う状況ではあります。
その競争に勝つためには、岡田は今日のような投球を続ける必要があります。
去年のような悔しい思いをしないためにも、まずは次回登板を大事にしてほしいと思います。
打線についてはあと一本が出ない状態でしたが、やはりバティスタの一発が効きました。
とにかく勝っていく中で、好調なものはそれを維持し、不調なものは修正していく・・・勝っていく中だからこそできると思うんですよ。
明日からしばらく試合がありませんが、そのあとは連戦が待っています。
歓びの日を早く手繰り寄せるために、まずは休養を、そしてしっかりとした調整をお願いしたいと思います。
頑張ろう、広島!
頑張れ、カープナイン!
ナイスゲームで連敗脱出
あの大敗だった阪神戦から丸一週間。遠い遠い白星でした。
しかし、降り続く雨の中での今夜のゲームは、久しぶりのナイスゲームで連敗をしっかり止めることができました。
今日の立役者は、まずは九里でしょう。
前回四球連発から崩れた九里でしたが、今日はストライク先行で、しかもストレート中心の強気の投球でした。
内角もバンバン攻めて、6回1失点の好投は見事です。
特に6回のピンチを乗り切ったところなど、ストレートとシュート中心の投球でした。
あの攻めの投球は野手陣をも鼓舞したことだと思います。
さらにお立ち台に上がった一岡も素晴らしい投球で繋ぎ、7回裏の攻撃に流れを繋ぎました。
7回裏・・・
久しぶりですね。あのように打線が繋がったのは。
野間が四球で出て菊池が送る、攻めの形をしっかり取って丸、誠也、松山の三連打で一気の3得点。
カープ打線の「点を取る形」がしっかりできていました。
形を取り戻せばこちらのものです。
8回裏は相手のミスに付け込んでの3得点。
調子を落としていた菊池が4安打4打点。誠也にも広輔にもヒットが出て、どうやら打線のトンネルも抜け出たようですね。
本当にほっといましたが、一番ほっとしているのは新井でしょう。
自分の引退会見以来勝ててなかったわけですからね。今日はベンチで本当に嬉しそうでした。
さあ、明日の祐輔も九里に続きましょう。
一気にマジックを減らし、最初の目標であるマツダでの胴上げに前進してほしいと思います。
頑張ろう、広島!
頑張れ、カープナイン!
あのおじさんの気持ちはよくわかる
5回表
岡田が滅多打ちにあっている最中でした。
カープファンのおじさんがベンチ上の屋根に乱入し、カープベンチに向けて怒鳴り散らしていました。
恐らく「何で代えんのじゃ」と言っていたのでしょう。
それを見ていて、そのおじさんの気持ちも良くわかりましたが、と同時にちょっと懐かしさも感じました。
市民球場時代はこういう乱入は日常茶飯事でしたから。
でもマツダスタジアムになってこんなことは初めてでしょう。
それにしても、昨日もひどかったけど今日もひどい試合でした。
昨日は九里が初回に3連続四球から大量失点・・・
今日は岡田が3回くらいから豹変し、5回には滅多打ち・・・
先発が試合を作れず、リリーフが試合を壊す同じような展開ですから、おじさんの怒りもわかります。
大体、マツダスタジアムで観戦するのは、現状では至難の業で、やっと手に入れたチケットで見た試合がこれでは・・・
二日続けてこんな試合をすること自体珍しいんですけどね。
それにしても、九里も岡田もわかっているのでしょうか?
クライマックスシリーズも日本シリーズも、恐らく投げられる先発投手は4人。
大瀬良、ジョンソンしか確定していない中で、残り二枠を競争中のはずです。
それがこんな不甲斐ない投球ではベンチ入りすらかなわないかもしれませんよ。
昨日の佐藤や今日の飯田もそう。
ようやく巡ってきたチャンスですよ。良い投球を見せても長続きしないのは、一軍で投げられる喜びやチャンスを絶対にものにしようとする強い気持ちが伝わってこないところにあります。
少なくとも昨日の戸田からは伝わってきましたが、昨日の佐藤と飯田からは伝わってくるものがありませんでしたね。
こんなことの繰り返しでは、結局昨年までと同じことになるような気がします。
今日はようやくヤクルトが負けてくれてマジックは減りました。
優勝はするでしょう。しかし目標はそこではないはずです。
新井さんと最高の舞台でうれし泣きすることを目指すのであれば、今もこれからもそのために野球をしなければならないはずです。
さあ、明日はしっかり切り替えて、目の前の試合に集中し、一戦必勝で戦ってほしいと思います。
頑張ろう、広島!
頑張れ、カープナイン!
背番号25
我が家のリビングには、赤い縦じまの背番号25のユニフォームが飾ってある。
もちろん今のものではない。
若き新井貴浩が、苦しみながらカープの四番に座った頃のユニフォームである。
かつて新井が涙の記者会見でカープとの決別を告げたとき、このユニフォームを捨ててしまおうと一度は決意したのだが、何故だかできなかった。
それは近親憎悪に近いものだったのかもしれない。
でも憎み切れない
でも嫌いになれない
それは新井という選手が不器用であり、その居場所は誰よりも積み重ねた努力の上にあることを知っていたからだ。
守備だってそうだ。
東出と新井の三遊間は、それはそれはひどいものだった。
しかし、東出は二塁に回り名手になった」。
新井は一塁に回り、名手ではなかったが、少なくともかなり上手になっていった。
打つ方もそうだが、少なくとも一年目から遠くに飛ばす才能は垣間見えていた。
江藤や栗原といった四番打者とは違う、新井しかない何かを感じたのもその頃だった。
空に向かって打て。
金本が去り、四番の重圧に苦しみ、一度は降格されながら這い上がった男に私は魅了されたものだった。
だからこそ、新井が阪神にFA移籍した時にそのユニフォームを捨てきれなかったのだ。
結局背番号25は衣装ケースの奥底に仕舞われることになった。
4年前の秋
新井が広島に帰ってくるという報道が出たときはさすがに驚いた。
そして新井は帰ってきた。
真っ赤に染まったマツダスタジアムで、新井の名前がアナウンスされた時、誰よりも大きな歓声が彼を出迎えた。
そうだ。
新井は阪神に修業に行って帰ってきたのだ。
衣装ケースの片隅にたたまれていた背番号25は(その時は実は28だったのだが)再び日の目を見ることになったのである。
それからの3年間。
色々なことがあった。
二千本安打も打った。
そして何よりもカープは優勝し、新井はMVPに選ばれた。
今年も含めるとこの3年間は夢のような時間だった。
10年前には想像がつかなったくらい強くなった。
その新井がユニフォームを脱ぐ。
カープファンに一番愛された男を送るのは最高の舞台以外ない。
皆んな、頑張ろう!
背番号25を最高の舞台で胴上げするために。
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