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カープ一筋45年の独り言
カープファンというよりもカープが生活の一部になっています。
開幕
今日の広島地方同様、お寒い内容での敗戦でした。
初回のジョンソンは打ち取りながらピンチを招いて2失点。
2回はしっかり抑えてリズムに乗るかと思われた矢先、高山の当たりはジョンソン自身が取れたはずのゴロ・・・
ここがポイントでした。
その後は力みも入り、得意のカットボールの制球を乱してまさかの4回途中降板。
これでは勝負になりません。
その後もタイムリーエラーあり、押し出しありで失点を重ねてしまっては勝ち目もありません。
相手のミスもあり、打線は粘ったのですが失点が多すぎました。
その中で光明を見つけるとするならば、新井のホームランと誠也の猛打賞、そして復活を期する中田廉の好投位でしょうか。
廉は数字以上の球の力を感じました。
しかし、ブレイシアは投球のほとんどが高めに抜けていたし、飯田はもっと向かっていく気持ちを出さないといけません。
薮田は・・・福留への1球は低めに入ってはいましたが真ん中でした。
もう少し精度を高めなければなりませんね。
いずれにしても容易ならざるシーズン開幕となりました。
明日の岡田には何としても阪神打線の勢いを止めてほしいと思います。

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今季の展望
今年のセリーグは大混戦になると思います。
各チームとも決め手がない、というのが理由です。
まず巨人ですが、巨大補強が機能していないのが現状です。
一番痛いのは、先発ローテーション投手として期待した山口とクローザー澤村の故障ですね。
ただ、投手の頭数はいるので大きく崩れることはないと思います。
特に吉川は使えそうですし、マイコラスが最初からいるのも大きいです。
打線に関しては、少なくとも昨年よりは良くなると思います。
高齢化が懸念材料ですが、阿部や村田が額面通りの働きをすれば打線は機能すると思います。
横浜は山口の移籍が痛いです。
先発の頭数が絶対的に少ないので、若い投手をどんどん起用しなければなりません。
ただ打線は筒香を中心にかなり強力ですので、打線が投手を育てていくことになるかもしれません。
ポイントは筒香の前後を打つ打者ということになるでしょう。梶谷次第でしょうか。
投手陣については新外国人の働き次第ですね。
阪神はやはり若手投手の台頭がないことが懸念材料です。
メッセンジャー、能見、岩貞、藤浪までは名前が上がりますが、その次が出てこない。投手陣の補強がなされなかったのが大きいです。
打線は昨年よりは良くなっています。原口の一塁起用を早々に打ち出したのもよかったと思います。
高山、北條に続いて、もう一人二人若手野手がモノになると、侮れない打線ができることになるでしょう。
その点で注目は中谷ですね。
糸井の働き次第ではありますが、打線の固定化が急務でしょう。
ヤクルトは投手陣に問題があり、打線でカバーできるかどうかになってきます。
その点では川端の故障は痛すぎます。
バレンティン、山田を中心にした打線は驚異ではありますが、坂口が昨年並みに活躍できるのか、一、二番の固定が必要でしょう。
投手陣は新外国人次第です。その点では横浜と同じかもしれません。
注目選手は廣岡です。大物感が漂っています。
中日は厳しいですね。
伸び悩む若手投手陣。若手野手がそもそも少なく打線はビシエドとゲレーロ次第で、ポスト谷繁も解決していない。
森監督は何年かかけて立て直していくのではないでしょうか。
ということで、カープを除いた順位は…
GBSTDの順番ではないでしょうか。
パリーグはソフトバンクだと思います。
さあ、明日開幕です!
今年も盛り上がるシーズンにしてほしいですね!

打線
いよいよ金曜日から長くて短いペナントレースが始まります。
昨年は日本シリーズまで進んだ上、今年はWBCがあったことで、オフシーズンは非常に短く感じました。
そんな中、今年のカープはどのようにシーズンに臨んでいくのでしょうか?
緒方監督の目論見としては、大きな補強はしない代わりに、WBCで広輔、菊池、誠也はいない間に若手野手陣の台頭を期待していたのだと思いますが、残念ながら目立った若手選手は出てきませんでした。
何より、一番期待された西川龍馬が負傷したのが大きかったと思います。
また安部も堂林も大きな成長を見せることがありませんでした。
ということで、打線は結局昨年同様になることが見えてきました。
誠也次第ではありますが、タナキクマルの後の四番は新井ということになるでしょう。
打線の問題点はペーニャをどうするかだけですね。
恐らく外国人枠は投手3、野手1になることでしょう。
オープン戦終盤にエルドレッドが復調気味になっていることで、ペーニャはスペアとして二軍スタートになるのではないでしょうか。
そうすると7番サードは安部と小窪の併用というのが現実的ですね。
打線の底上げはできませんでしたが、昨年できていた「目の前の1点をしっかり取る」野球を完遂できれば、大きく順位を下げることはないでしょう。
野手陣の中で唯一いいものを見せてくれたのは船越ですね。
得意の打撃で第三捕手の座を当確としています。
このまま船越がいいものを出し続けていけば、會澤もうかうかできないでしょう。
こういう存在があと一人二人出てきてくれたら、真の意味でのチーム力アップに繋がっていくのですが・・・
上本や庄司も頑張っていますが、レギュラーを脅かすというよりは「控え」としての存在です。
若手野手にはもっともっと奮起してほしいものですね。
最後に菊池のことです。
アメリカ戦の敗戦の責任を一身に背負ったかのようなコメントをしていてかなり心配です。
あの経験は貴重であり、菊池にとっては大きな財産になったと思いますが、それを引きずったままペナントレースへ入っていくことに大きな危惧を憶えます。
菊池のメンタルケアこそが、実はカープにとって喫緊の課題なのかもしれません。

横綱
14日目の相撲内容を見て、千秋楽は休場するものと思ってました。
それが強行出場という報道を見て、稀勢の里は「休まない」ということで横綱の役目を果たすのだとは感じましたが、今場所絶好調の照ノ富士に対しまともに相撲が取れるとは思っていませんでした。
それが・・・
本割では多少変化をしたものの、痛めている左肩を攻める照ノ富士を受け止めての突き落としで勝ち、優勝決定戦ではもろ差しで土俵際まで追い込まれながら、右手一本で逆転の小手投げ。
素晴らしすぎる!
伝説になった膝を痛めながら武蔵丸を倒した貴乃花の一番以来、相撲で大きな感動をもたらす大一番だったと思います。
確かに13日目に日馬富士に一気に土俵下まで吹っ飛ばされた時に、朝青龍がいう「怪我をもたらす油断」があったかもしれません。
しかし、普通の力士なら確実に休場する重傷(本人は言ってはいないが)であるにもかかわらず、出場することにこだわり続ける姿。それこそが伝統ある、責任ある横綱の姿そのものだと思います。
野球の世界でも、長嶋さんも王さんも、我らが浩二さんも言っています。
「四番打者というものは出続けることに意味がある」と。
相撲の世界では横綱は四番打者。
ファンが足を運び、テレビを見てくれている以上、出続けなければなりません。
稽古を重ね精進を重ね、痛みをこらえて出場する稀勢の里に、天国にいる恩師も相撲の神様も、そして何よりも日本中の稀勢の里を応援するファンが勝たせてくれた、そんな二番の相撲だったように思います。
本当に感動しました。
5月の場所までに怪我を少しでも良くして、また素晴らしい相撲を見せてほしいと思います。
稀勢の里関、本当におめでとうございます!
感動をありがとう!

アメリカ戦
力負けですね。
最後までアメリカの投手陣を打ち崩すことができなかったことが最大の敗因でしょう。
仕掛けようにも、ランナーすらろくに出ない状況ではどうしようもありませんでいた。
そういう意味では先に点を与えてはいけなかったし、選手もそれを十分わかっていたからこそ守備に綻びも出てしまったのだと思います。
選手は本当に必死によく頑張ったと思います。
でも、一つだけ言わせてもらえれば、8回表のキンズラーへの配球には疑問が残ります。
ツーストライクと追い込んでの3球目。
バッテリーは何故スライダーを選択したのでしょうか?
確かに今日の千賀はスライダーも良かったわけですが、ランナーを置いている場面でフォークを投げるのを避けたのはどうかな、と思います。
勇気を持ってフォークを連投すれば打ち取れた場面だったのではないでしょうか?
とはいえ菅野も千賀も平野も秋吉も良く投げました。
あのメジャー打線に対し、逃げることなく内角をしっかり攻めての2失点は天晴れだと思います。
最後に菊池。
本当に素晴らしい「男の意地」を見せてくれました。泣いちゃったよ!
侍ジャパンの皆さま、本当にお疲れさまでした。

開幕ローテーション
ここのところWBCばかりで、カープの話題から遠ざかっていましたが、そろそろ開幕も見えてきた今日この頃です。そろそろ開幕後の展望を語る時期になってきました。
まずは投手陣ですね。
よく「黒田の穴」と言われますが、昨年は最多勝のエースが抜けて優勝したわけです。
そういう意味ではその「穴」自体は深刻ではないと思います。
ただ、首脳陣の目論見がいくつか外れていることも事実です。
まずは大瀬良と福井の調整遅れです。
故障が原因ですが、微妙な時期だけに突貫工事で無理な調整をして、より大きな故障になってしまってはいけません。
二人が間に合うかはわかりませんが、まずは開幕ローテーションからは除外した方がよさそうです。
しっかり調整して4月中の復帰を目指してほしいと思います。
となると、ジョンソン、祐輔、岡田に続くのは・・・
一番手はヘーゲンズでしょう。
昨年の実績もあり、調整もまずまず順調のようですから4番手に入ってくるのではないでしょうか?
二番手は九里・・・・であってほしいと思います。
九里です、と断言できなかったのは、せっかく実績を積み重ねてきたのに、先日の二軍戦で打ち込まれたからですね。
それでも一皮むけたような雰囲気も感じられますので、5番手に入るような気がします。
問題は6番手です。
私は加藤と言いたいのですが、制球力に問題があります。ありすぎます。
5回100球は多すぎです。
球威があり、フォークボールも一級品ですが、カウント球のスライダーに課題がありますね。先発として安定して投げられるかは疑問点がつくところです。
ということで6番手は床田が有力でしょう。
貴重な左腕ですし、当初の予想よりも球威があり制球力もあります。
大崩れしない安定感も頼もしく感じさせます。
もう一つ加藤を外した理由があります。
それはリリーフ陣の危機からです。
一岡の故障は痛すぎます。
また、中崎の調整遅れは明らかです。インフルエンザの影響だと書かれることが多いですが、私はむしろ昨年の日本シリーズ前に発症した脇腹痛(腰痛なのではないか?)の影響ではないかと思っています。
その上血行障害をもっている中崎は、もともと春先はあんまりよくありません。
このままでは今村かジャクソンをクローザーにせざるを得ず、後ろを投げる投手が不足してきます。
飯田が結果を残していますが、あくまでも左のワンポイントです。
となれば加藤を後ろに回したらいいのではないか、と考えます。
細かいコントロールを気にせず、力あるストレートとフォークだけでも短いイニングであれば通用します。
中崎の状態が上がってくるまでは加藤→今村→ジャクソンでいいのではないでしょうか?
もちろん、大瀬良や福井の状態が上がってくればヘーゲンズを後ろに回し、九里か床田をユーティリティに回すこともできます。
それまでの間、加藤については後ろで経験を積むことが一番いいように思います。
それにしても戸田にしても塹江にしても期待を裏切ってくれますね。
彼ら若手左腕の奮起にも期待したいです。
次回は打線について書かせていただきます。


イスラエル戦
6連勝で一位通過!おめでとうございます!
今日の試合は何といっても千賀と筒香でしょう。
先発の千賀が完璧な内容で5回を1安打無失点の好投。
イスラエルの投手を打ちあぐむ中で、千賀の力投で流れを相手に渡すことはありませんでした。
特にスライダーをうまく使った投球で、三振というよりも打たせて取る投球ができたことが球数を減らし、長いイニングに繋がったと思います。これは小林の好リードでしょう。
その後を繋いだ平野、宮西、秋吉の三投手も見事に無失点投球。
投手陣の踏ん張りが筒香の一撃を呼んだといってもいいでしょう。
それにしても筒香は凄いです。
兄貴分の中田が欠場する中、一振りで流れを持ってくるところなど、まさに「日本の四番」です。
重苦しい展開はこの一撃で一気に流れが傾き、一挙5得点に結びつきました。
さあアメリカ決戦です。
相手は決まっていませんが、一戦一戦強くなっている感がある今回の侍ジャパン。
準決勝でも地位からを出し切り、勝っていってほしいと思います。
頑張れ、侍ジャパン!

キューバ戦(2)
連日の死闘ですね。
今夜も厳しい戦いでした。
この死闘を制することができたのは、ラッキーボーイ小林の交代、という決断だったように思います。
とにかく常に先行される苦しい展開でした。
キューバも今日負けると恐らく敗退ですから必死です。
追いついても引き離され、逆転できない状況を打破するためには、どうしても8回のあの場面で1点取る必要がありました。
当たっている小林を代えるのにはかなりの勇気が必要だったと思いますし、代打に出た内川もすごいプレッシャーだったでしょう。
下した決断とそれに応えた内川の力。本当に凄いですね。
それはチーム一丸、いや球場一丸で打たせた犠牲フライだったと思います。
そして球場のざわめきが消えない中での山田のダメ押し弾。
一気に試合を決めました。
そこに至るまで試合を持ちこたえたのは松井と秋吉の二人の好投です。
特に秋吉は、この試合チャンスメーカーになっていたデスパイネに回ってくる打順の中で無失点投球。
これが大きかったと思います。
本当に勝てて良かった。
その中でこれまでの試合で気が付いたことを書かせていただきます。
ずっと書いていますが、小林はラッキーボーイと化しています。
しかしそれは勝っているからで、そのリード自体は決して褒められたものではありません。
オランダ戦では石川でしたが、カーブを続けてホームランを打たれると、次の回はカーブをほとんど投げさせずに痛打を食らいました。
今日もスライダーを続けてホームランを打たれたり、二死満塁の場面で初球にストライクのスライダーを要求してタイムリーを打たれています。
菅野はシュートが一つの持ち味なのですから、もっと大胆に右打者の懐を突くことも必要だったと思います。
満塁の場面ではボールから入る慎重さも必要だと思います。
確かに今日の菅野は良い球と悪い球がはっきりしていました。
だからこそ大胆さと慎重さをもっとうまく組み合わせる必要があったと思います。
明日も小林はスタメンでしょう。
今大会で旋風を巻き起こしているイスラエル戦では、打撃だけではなくリード面でも投手を引っ張っていってほしいと思います。
頑張れ、侍ジャパン!

加藤拓也
後輩加藤が投げるごとに評価を上げています。
今日の登板で初失点してしまいましたが、5回を3安打1失点は見事な内容というしかありません。
ここまで対外試合では、14イニングで20三振と奪三振率の高さも特筆すべきところです。
馬力型の投球スタイルゆえに、当初はリリーフ向きとの見方も大きかったわけですが、大瀬良、福井とローテション候補が離脱する中で床垜とともに先発調整を続けていました。
苑田スカウト部長をして「黒田に似ている」と言わしめるマウンド上での所作。
研究心の質の高さなど、大成する投手の要素は多く持っています。
田中、佐々木といった同期の投手たちが先に指名され、自らは「外れ外れ1位」。
そこからの反骨心も半端ではありません。
まだ先のことはわかりませんが、怪我なく3月を乗り切ればしっかり結果がついてくると思います。
まずは開幕ローテーションへ。
頑張れ、加藤!

オランダ戦
文字通りの死闘でしたね。
突き詰めていけば、やはり今日は牧田と中田だったと思います。
牧田は…をやれないところで完璧に抑え、中田は打つべき時に打ちました。
もちろん牧田に繋いだ投手陣は、しっかりと襷を繋ぎ続けました。
悪い流れを一旦切った平野
ピンチを背負いながら2イニングを投げ切った千賀
回の途中での登板ながらピンチを凌いだ秋吉と増井
本当に投手陣は一丸となって強力オランダ打線を抑えこんだと言っていいでしょう。
あと一つ
もう一つの白星でアメリカへ行ける!
「プロは勝って和す」と言いますが、まさにこのチームは一戦一戦戦い勝つごとに一丸になってきていると思います。
もちろん調子が下降気味の選手もいますが、全員でカバー仕合っていい勝ち方を続けています。
次戦はキューバ戦です。
相手はもう負けられない試合ですから死に物狂いで来るでしょう。
でもそれをはじき返す力はあるはずです。
頑張れ、侍ジャパン!
追記)
菊池ナイスプレー!誠也ナイスバント!広輔も次戦頑張れ!

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