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カープ一筋45年の独り言
カープファンというよりもカープが生活の一部になっています。
ほろ苦い初勝利
この三連戦は長かったですねえ。
3試合で14時間かかったわけですから、早めの試合だと5試合分、少なくとも4試合分には相当します。
そして3試合とも投手陣は総崩れ、長短打あり四死球ありの乱戦続きでした。
その中で、今日の先発戸田は良く投げたほうだとは思います。
良く投げたほうですが、と同時に反省すべき点も多々ありました。
特に4回裏、自分でヒットを打ったは良いが、ランナーとして塁に残ってしまった結果、リズムを崩してしまったことは大きな反省材料です。
9番目の打者である以上、打たなければなりませんが、と同時に次の回の投球も考えていかなければなりません。
4回までの投球が見事だっただけに、5回の投球が本当に残念でなりません。
でも成長してますね。
ストレートは昨年とは段違いですし、変化球の切れも良いですね。
右打者の内角にもっと投げられるだけのコントロールがあれば、さらに一段と良くなると思います。
本当に初勝利おめでとうございます。
そして、今日の勝利を引き寄せたのは6、7回をしっかり押さえた永川とフィリップスの好投でしょう。
この二人がピシャッと抑えたおかげで、追加点が入ったと言えると思います。
ということで打線については、今日は言うことありません。
エルドレッドとキラに一発が出ましたし、しぶとく打線もつながりました。
菊丸コンビがダイヤモンドを駆け巡れば、本当に打線は活性化します。
攻撃の手を緩めずに11点取ったことは大きな収穫でしょう。
しかし、継投についてはちょっと疑問が残ります。
今日で前半戦終了です。
絶対に勝って終わらなければなりません。
だからこそ、点差があいても8回に廉を投入したのではないですか?
だったら9回は点差はどうあれミコライオでしょう。
中崎は二軍でも結果を出しているとは言いかねる状態でしたから、あのまま続投していたらもっともつれていたことでしょう。
明日からも連戦が続くならともかく、数日の休みがある以上、そしてしっかりゲームを締めるためにも、最初から9回はミコライオだったと思います。

いずれにしても、勝って前半戦を終われたことは本当に良かったと思います。
来週からの後半戦では真価が問われます。
オールスターに出ない選手は、しっかり体をケアして、さらに鍛えて真の勝負所に備えてほしいと思います。
頑張れ、カープナイン!
※それにしても筒香には打たれすぎです!ちゃんと対策を考えてほしいと思います。

今季最悪試合は免れたけど…
雨天中断後の打線の奮起は素晴らしかったですが、それ以前の試合展開は今季最悪と言えるものでした。
まず先発の九里。
リズム悪すぎの上コントロールが甘い。よく3点で済んだと思います。
二番手は私一押し(二年前から)の池ノ内。
プロ初登板ではリズム云々を言えませんが、0点に抑えたのだから良いとしましょう。
そして問題の今井。
5回こそ無失点に抑えましたが、6回…
1点失って一死満塁でピッチャーゴロ。併殺でチェンジのはずでした。
しかし、何を思ったのか今井は2塁に送球し、しかもそれが暴投…
やらずもがなの失点をすると、あとはズルズル押し出しにタイムリーで傷口を広げてしましました。
あの場面
おそらく小学生でもより近いホームに送球することでしょう。
基本的な状況判断も失わせるほどテンパっていたのかもしれませんが、それにしても酷過ぎます。
今井の7失点で試合は決まってしまいました。
ただ、今井が予定よりも早い回から投げなければならなかったことや、試合のリズム自体のことを考えると、今日の敗因は久里の投球にあります。
それにしてもあれだけ打たれて、さらにあれだけ四死球を与えて、良く10点で済んだものですね。
そして最後に堂林。
今日の起用は、昨日の最終打席に見せた必死の姿からだったはずです。
なのに、今日も同じ過ちを繰り返し、流れが来ていた8回の攻撃でも一本が出なかった。
こんな状況ではとても内野戦争も、外野での起用も難しいと思います。
明日は絶対に勝たなければなりません。
勝負の先発は戸田。
これまでの登板では成長の証を見せているだけに期待したいですね。
相手投手は初物の左投手ですが、もう少し仕掛けを早くしてほしいと思います。
頑張れ、カープナイン!

プリンスの涙
長い試合でしたが、いろいろあり過ぎでした。
結局菊池に救われた感じでしたが、土壇場で何とか踏みとどまりました。
今日の試合を見て思い出したのが、二十数年前の東京ドーム。
前田がセンター前ヒットを後逸して、好投の北別府の価値を消してしまった試合です。
その試合で前田は決勝ホームランを放ちましたが、試合後のヒーローインタビューは拒否しました。
あの時の前田も泣いてましたね。
12回裏
菊池のヒットでベンチに帰ってきた堂林も明らかに泣いていました。
自分のエラーで負けるところだった試合です。
あの打席。
あの顔は堂林が初めて見せる表情だったと思います。
必死の表情でボールに食らいついての二塁打が、菊池の同点打を呼び込みました。
大先輩のようにホームランではないけれど、ひたむきに、必死に食らいついていった姿に根性を見ましたよ。
カープの選手の多くは若く、みんな発展途上です。
今日のようなミスも何度もあることでしょう。
でもそれを乗り越えて一流になっていくんです。
エラーの後、下を向いていたら勝負の世界では生きて行けません。
菊池だって、昨年の一試合3失策から今日にいたっているのですから。
ベンチでこぼした涙から、いったいどんな明日が待っているのでしょうか?

試合展開についていえば、エルドレッドが一回でも打っていれば決まっていた試合でしたが、バットに当たらないのでは話になりません。
※1試合6三振はプロ野球新記録。
収穫としては大瀬良が久々に試合を作ったこと。
原点に戻ったストレート中心の投球は、今後に期待を持たせてくれますね。
明日はなかなか勝てない久里です。
今日のようなことがないよう、早めの援護でお願いします。
頑張れ、カープナイン!

やはりエースですよね
今日の試合は、まえけん対山井という事実上のエース対決にふさわしい投手戦になりました。
まえけんの調子は。畝コーチが「問題ない」という通り、素晴らしい投球でした。
ストレートも走り、スライダーもキレ、チェンジアップも良く落ちる…
久々の、内容も伴った好投でした。
山井も良かったですが、いつもより制球がばらつき、高めに入ったところを菊丸が捉えて先制に成功しました。
その後、ピンチもあったのですが、ここぞの時のスライダーにせよ、ストレートにせよ、まえけんの制球がさえわたりました。
いずれにせよ、8回1失点の好投が連敗脱出につながったのは言うまでもありません。
打線では「繋ぐ」という意識が、両外国人にも見えたことが大きかったですね。
8回表、丸四球の後の食らいついていったエルドレッドの打撃。
バットを短く持ってセンター返しを心がけたキラの打撃。
繋いで繋いだ8回の2得点が大きかったですね。
クリーンアップがこうした打撃を見せてくれたら、今後にもつながっていくと思います。
それにしてもキラが当たってきましたね。
角度が出てくればホームランも増えてくるでしょうし、エルドレッドとともに打線の中心として打ちまくってほしいと思います。
明日は祐輔対濱田。
売り出し中の左腕との初対決ですが、先制、中押しと祐輔を援護していってほしいと思います。
頑張れ、カープナイン!


40勝到達
今日の試合は、まえけんの粘投と効果的な得点で完勝だったと言えるでしょう。
特に大きかったのは、廣瀬の犠牲フライの後に出た倉のタイムリーです。
10球粘った後の一打は、2点目という大きな追加点をもたらす一打でした。
正直言って、倉がスタメンに入ってくるようになってチームには勢いが出てきましたし、倉の一打がナインに勇気を与えていることは間違いありません。
ですのであの死球…軽傷であることを祈っています。
あとは今季は得意のホームラン攻勢で試合を決めました。
丸の一打も技ありでしたが、エルドレッドは「驚異的」としか言いようがありません。
6月は打率一割台でしたが8本塁打。
しかもロッテ戦の満塁弾のように効果的な一打が多いことも事実です。
さらに7月は3試合で3本塁打…止まりません。
カープが現在この位置で頑張っていられるのもエルドレッドの活躍があってのこと。
このまま、なるべく波を少なく打ち続けてほしいと思います。
まえけんですが…
スライド登板は関係ない、と本人は言っていましたが、球の切れはあまり良くありませんでした。
ただ、要所を締めるだけの球種があるので、6回まで毎回安打を浴びながらも1失点で踏みとどまったのはさすがです。
今日の収穫は戸田ですね。
素晴らしい!
ストレートは昨年に比べてずいぶん早くなり、切れも増してましたね。
変化球がストライク取れたら、かなり今後も期待できそうです。
9連戦では先発もあると思うので楽しみですね。
今井は…結果オーライでいいという齢ではありません。しっかり内容を残していかないと、一岡が上がってくるときに二軍に逆戻り、なんてことにもなりかねません。
さあ、明日は3連勝を賭けてバリントンです。
ここのところ「打たれだすと止まらない」バリントンですので、早い段階から大量の援護が必要です。
打撃陣の頑張りに期待しましょう!
頑張れ、カープナイン!

その涙は必ず明日への糧になる
8回表の投球を終えてベンチに帰った廉ですが、明らかに悔し涙を流していましたね。
昨夜はリードを守れず、坂本に痛恨の一撃を打たれました。
そして、そのリベンジ登板だったはずの今夜。
長野への初球は決して悪い球ではありませんでしたが、その打球は三遊間の真ん中、飛びついた堂林のグラブをはじいてレフト前に転がっていきました。
何度も言いますが、今夜の廉の気迫も球自体も悪くはなかった。
でも、野球の神様が試練を与えているのでしょう。
この試練に、廉は絶対勝ってほしい。
だからこそ、昨日打たれても野村監督は廉を起用したのだし、明日からも同じでしょう。
そして、その試練に打ち勝った時、廉はさらに高いレベルの投手になるはずです。
廉の流した涙は決して無駄にはなりませんよ。
現に、チームは一丸です。
その裏に勝ち越してくれたではありませんか?
今夜の5勝目は、野球の神様がくれた「試練」という宿題です。
必ず乗り越えてほしいと思います。

それにしても毎夜好ゲームを続けています。
そして、今夜は勝ちました。
今夜の勝ちは、カープが勢いだけで勝っているのではなく、本当に力をつけてきたのだという証明でもあります。
だからこそ、明日の試合は大事です。
まえけんにエースの投球を期待します。
頑張れ、カープナイン!

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