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カープ一筋45年の独り言
カープファンというよりもカープが生活の一部になっています。
今年の十大ニュース
あっという間の一年でした。
45歳を過ぎてから、時間がたつのが早い早い…
ということで、私の私見で選ぶ十大ニュースで今年のブログを締めたいと思います。
※前田神の引退は番外としました。

第10位…まえけん今年もタイトル獲得。
WBCでの奮闘から、二度の登録抹消を経ての防御率タイトル獲得は見事の一言です。
発熱や登板過多などから、最後になって2点台に落としてはしまいましたが、勝負どころでの9連勝など、チームのCS進出に大きく貢献しました。来季は是非とも最多勝も獲ってほしいと思います。

第9位…昇吾、小窪の奮闘。
堂林には申し訳ないけれど、堂林の怪我からチームが勝ちだしたことは否めない事実。それを支えたのは昇吾と小窪。
二人が打線を繋いでくれたからこそ、下位打線からの得点が生まれ、「打線」がより太くなったと思います。
来季の三塁は白紙、と野村監督も言っています。
誠也も含め堂林がどう巻き返してくるか注目です。

第8位…永川復活。
横山とともに試合の終盤をしっかり締めたのが永川でした。
永川の復活なくして上位進出はあり得ませんでした。
特に新フォームと、習得したスライダー。
このカウント球にも勝負球にも使える球は来季も有効でしょう。
ミコライオの調子にもよりますが、来年もまた大事な場面での登板が増えそうです。

第7位…バリントン、祐輔の躍進で10勝カルテット誕生。
特に後半戦での打線の奮起は、もともと力のある先発投手陣に勇気を与えました。
特に打たせて取るタイプのバリントンと祐輔にとって、味方打線の得点能力の向上は、そのまま自身の投球に跳ね返りました。
大竹も長らく勝てない時期がありましたが、最後には復活。
4人の二桁投手が生まれることになりました。
このカルテットも僅か一年で解体しますが、来季はルーキー大瀬良、九里だけではなく、今井や中村、戸田あたりの奮起に期待しましょう!

第6位…久本の活躍。
「広島は強くなる」という落合氏の助言によって広島にやってきた久本は、開幕ローテーションに加わるなど、年を通して大活躍。
どんな場面での登板でも、自らの仕事をきっちり果たす姿は、若手投手の見本にもなりました。
来季も先発を目指して調整する久本ですが、私は首脳陣にもっとこだわった起用をお願いしたいと思いますし、そうなればもっと結果がついてくるような気がします。

第5位…菊池補殺の日本記録達成。
まさに「異次元」の守備力でした。
球場に行かれた方は必ず見てほしいと思います。
一体菊池はどこを守っているのかを。
破天荒な守備の原点は、春の試合での立て続けの三失策から。
でも菊池は前を向いて闘ってきました。
扁桃腺を腫らして、高熱で苦しみながら試合に出たこともあったそうです。
今年の経験は、来季以降の菊池を大きく成長させることは言うまでもありません。

第4位…梵の活躍。
前半戦は出たりでなかったり…
「膝ちゃん」との相談で、状態を見ながらの登場でしたが、勝負どころになるとほぼフル出場で、しかもクリーンアップを打っての好打連発は、まさにチームの牽引者でした。
東出がいないチームにあっては、チームリーダーの役どころをしっかりこなしました。(珍しくガッツポーズもしてましたね)
来季は選手会長として、広島の顔として、さらなる飛躍をお願いしたいと思います。

第3位…丸盗塁王獲得。
序盤は4割打つなど打撃好調でしたが、終わってみれば2割7分。
それでも貢献度が高いのは出塁率です。
前半は塁に出れば走りまくり、久々の50盗塁超えも可能でしたが、後半戦はチーム事情もあって失速…29盗塁に終わってしまいました。
背番号を一新する来季は、不動の一番打者として、3割50盗塁を目指してほしいですし、将来的にはトリプル3を目指してほしいと思います。

第2位…キラ衝撃のデビュー。
あれは圧巻でした。
見てましたよ。ボールがピンポン玉のように外野スタンドに弾んでいました。
ストライクを投げればホームラン…という衝撃のデビューでした。
そしてその日から、明らかにカープの戦い方に変化が出てきました。
「キラへ繋げ」
確かにホームランのペースは落ちましたが、もともと選球眼がいい選手でもあります。
キャンプ、オープン戦としっかり調整をして開幕に臨めば、来季はかなりの成績を残す事と思います。
そしてそれこそが、ある程度計算できる投手陣とともに、来季のカープの浮沈のカギを握るものと思われます。

そして第1位…
CS進出と真っ赤に染まった甲子園。
未だに思い出すあの光景。
あの甲子園の半分が真っ赤に染まっている光景は絶対に忘れません。
選手たちもかなりの力をもらったことでしょう。
そしてその力が、チームを東京ドームまで導く源泉となりました。
でもこれがゴールではありません。
あくまでもゴールは日本一。
ですから、あの甲子園こそが原点でありスタートラインなんだと思います。

今年も拙い文章にお付き合いいただきましてありがとうございます。
来年は本当にいい年になるといいですね。
良いお年をお迎え下さい。

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クリスマスプレゼントは一岡竜司♪
巨人のプロテクト名簿は、恐らくオーソドックスな感じだったのでしょう。
有名選手のプロテクト漏れもなく、今回は落ち着くべき所に落ち着いた感じですね。
一岡投手。
一軍では実績がほとんどありませんが、二軍では35試合で15セーブ。
しかも防御率が1.10と見事な数字です。
32回2/3で42奪三振ということから、速球とフォークあるいはスライダーの切れで空振りが取れるのでしょう。
四死球も10個ですから制球力も、小野や福井よりは良いのでしょう。
ただ、巨人の一軍投手陣、特にブルペンの陣容は分厚いので、なかなかお呼びがかからなかったのだと思います。
150キロ出る速球と変化球が触れ込み通りであれば、来季は重要な戦力なると思います。
カープとしてはミコ、今村が額面通り働いたとしても、永川、横山がどうかわかりませんし、67回を任せられる投手がどうしても必要ですから。
「カープに来て本当に良かった」と
来年の今頃言ってくれていることを本当に楽しみにしています。

メリークリスマス♪
今年は山下達郎も竹内まりやもあんまり聞かないままクリスマスになってしまいました。
皆さんはいかがお過ごしでしょうか?
さて、そんなイブの日に朗報が…
難航していたと伝わっていたミコライオとの契約が成立!
来季への陣容がようやく固まってきました。
ミコがいなくなるとかなりのダメージですからね。
来季は今村は今年よりは良くなるでしょうが、永川、横山に今年以上のものを求めるわけにもいきません。
少なくともカープで実績を積んだミコとの再契約は、来季のカープを考える上で必須条件だったんですから。
あとは巨人さまからどなたをいただくことになるのか…
これが最高のクリスマスプレゼントだといいんですけどね(笑)

ファンの力
PK戦にもつれ込んだ昨日の天皇杯準々決勝。
エディオンスタジアムは異様な空気に包まれていました。
バックスタンドにいたサポーターが一斉にゴール裏へと移動…
関係者も「見たことがない」このサポーターの行動で、甲府の選手はかなりのプレッシャーを感じたものだと思います。
結果として甲府の5人中3人がゴールの枠内に蹴り込めない結果となりました。
苦しい試合ではありましたが、サンフレッチェは国立の大舞台までまた一歩前進しました。そしてそれはまさにファンの力の賜物でした。

思い起こせば、クライマックスシリーズのファーストステージ。
あの甲子園球場の左半分が真っ赤に染まりました。
この光景は恐らく一生忘れないことでしょう。
その光景がどれだけ選手に勇気を与えたことでしょう。

チームはファンのためにある。
でもファンはチームの一部でもある。

私は東京に来て30有余年になりますが、毎年神宮球場に通い、年々「赤い」ファンが増えているのを実感しています。
それは横浜球場も一緒ですが、関東ではもはや巨人の次に動員力があるのではないでしょうか。
そのファンの力が試される…来年はそんな年になるような気がします。

ポスティング制度について
ポスティング制度が改正されて、楽天のマー君は果たしてメジャーリーグに行けるかどうか…微妙になってきていますね。
これは近い将来のまえけんにも影響することですが…

私は基本的にポスティング制度自体に反対です。
FAという決まりがあるのですから、FAになってからメジャーに行くべきだと思います。
ですからFA制度について、抜本的な見直しが必要であるとともに、メジャーとのFAについての取り決めをしっかりしなければならないと思います。
そしてFA制度はドラフトとも関連してきますので、ドラフト制度も見直しが必要になってきます。
本来の筋としては、ドラフト会議は完全ウェーバー方式とし、その代りFA権を取得するまでの年数を短縮することでしょう。
しかし、その際に「この球団以外には入らない」という選手も出てきます。どこの球団かは言いませんけど。
ですから、例えばプロ志望届を提出する際に希望球団名を確認し、12球団OKの選手には最短の年数でFAで、1球団のみOKの選手はFA出来ない(あるいは15年以上先とか)等の制約をつけるというのも一つの手でしょう。
そしてFAの際の補償は、現在の人的補償や金銭補償よりも、メジャーと同様ドラフト指名権の譲渡の方がより正しい気がします。
問題はメジャーへの移籍に関してですが、これは金銭補償以外に方法はありません。
移籍する選手の年棒の何%(何倍?)にするとか…
そうすればポスティングという制度に頼らずとも、球団側にもメリットは出てきますし、海外FA権と国内FA権を分ける必要もなくなります。
問題は、日本のアマチュアから直接メジャーにいきたい選手をどうするか、という問題ですね。
メジャー球団が日本のドラフトに参加するのは考えものです(そうならアメリカのドラフトに日本も参加させてもらうしかない)が、現状では日本のプロ野球チームが、アマチュア選手にとってより魅力的な存在になるよう努力する以外にはないと思います。
メジャーで活躍するには日本で活躍してから、という意識が高まっていくしかないと思います。
それでも第二の田沢は出てくるでしょうね。
その時NPBが、そして選手会がどのように対処していくのか…


新選手会長・梵
先日カープ全選手(外国人を除く)の契約更改が終わりました。
その中で、梵が石原とともに1億円に到達しました。
今年の梵は、膝の状態と相談しながらも、主力打者として働きました。
特に終盤、そしてCSと印象に残る一打を連発し、打線をけん引したと言っても過言ではないでしょう。
フル出場できなかったために規定打席には届きませんでしたが、それでも3割を打ち、本来は1、2番タイプながらチーム事情で両外国人の前後を打っての好成績でした。
本人的には、膝さえよければ…と言ったところでしょうが、梵がいなかったらどうなっていたことでしょう。
まだ菊丸はレギュラー一年生です。
何度も規定打席に達して、しかも現状レギュラーでい続けているのは梵だけですから、新選手会長にかかる期待はどうやって若い選手をまとめ、けん引していくかです。
どちらかと言えばマイペースだった梵ですが、年を経て少しずつ変わってきてはいます。
選手だけのミーティングをしたり、決起集会をしたり、チームリーダーとしての自覚も芽生えてきているようです。
今年はCSに行けました。
来年さらに上を目指すためには、梵のプレー以外の働きが大きく作用してくると思います。
まずはプレーヤーとしてのフル出場。
そしてチームのまとめ役。
1億円の重さは、3割を打つだけではないということを、石原ともども自覚していってくれたら、来年もさらなる飛躍を遂げられると思います。

前田健太の挑戦
琢朗さんのブログ休載に伴って、スズさんのブログが再開…と思いきや、何と写真だけアップ(笑)
前田の引退に伴い、スズさんのブログがストップしたままでしたが、とりあえず写真だけでも復活して良かったです。

さて、まえけんが更改しました。
2億8千万+出来高
決して高くはない、むしろこんな額でいいのか、という金額でしたが、まえけんはすっきりした表情でしたね。
恐らく思惑としては…
まえけん…来オフにはポスティングでメジャー挑戦だから、今年はこれくらいでも我慢しよう。
球団…来オフにポスティングで出さなくても払える金額(来オフは3億超え程度で済む)で今年は契約できて良かった。優勝して、まえけんが好成績だったらポスティングも認めよう。
こんな感じではないでしょうか?
私としては、ポスティング制度が変わったこともあり、まえけんは再来年FAでメジャー挑戦した方がいいと思います。
ポスティングだと、本当にいきたい球団に行けるかどうかわかりませんし、やはり自分がノットも適した環境でやりたいのであれば、自由に選択できるFAでの移籍の方が間違いないですから。
今年の大竹の流出は球団にとっても想定外だったでしょうが、近い将来のまえけんのメジャー挑戦は想定内の筈です。
今年は大瀬良、九里といった即戦力を指名しましたが、来年は早稲田の有原を絶対に獲得し、まえけん不在の投手陣を盤石にする努力をしてほしいと思います。
まえけんですが、来年はやると思いますよ。
今年はWBCの影響で二度の抹消…それでも15勝ですからね。
来年は体調万全なら20勝てるかもしれません。
祐輔がまえけん後のエースを目指すなら、その数字を追っかけてほしいですね。
そしてその切磋琢磨がチームの躍進に繋がると信じています。

九里に目指してほしいこと
今日は新入団選手の入団会見でした。
何度も書いたのでさすがに気が引けますが、本当に田村スカウトに感謝です!この場に大瀬良がいるという事実を現出してくれたのですから。
さて、大瀬良については何度も書いたので、今日は二位指名の九里について書きたいと思います。
来年、大竹の穴を埋めて優勝を目指すためには、彼ら新人の力は不可欠です。大瀬良についてはもちろんのこと、九里も西原もフル回転してもらわなければなりません。
大瀬良には最速153キロの速球という武器があります。
では九里はどうなんでしょうか?
最速147キロとありますが、神宮球場のスピードガンは速めに出るので、少し割り引く必要があると思います。何せ祐輔も「最速147キロ」だったのですから。
一位指名にならなかったのも、絶対的な球の力がないからだと思います。
しかし、いやだからこそ九里にはストレートの質にとことんこだわってほしいと思います。
現状はそこそこのストレートを投げられて、そこそこの変化球を投げられるまとまった投手というところなわけですが、アマ時代には空振りしてくれたスライダーも、プロでは簡単に捉えられてしまいます。
いい例が先輩の東浜です。
あれだけ東都で実績を残し、期待も大きかった東浜が、開幕直後にどうなったかは記憶にも新しいところです。
アマでは通用したコントロールはプロでは通用しない。
だからこそストレートを磨いてほしいのです。
例え変化球勝負の投手であったとしても、例えストレートは見せ球にしか使わないにしても、そのストレートの質が変化球の威力にも繋がるし、さらには緩急もつけられることにもなります。
野村祐輔はそれほど速くないストレートを有効に使い、カーブ、スライダーを織り交ぜることで緩急、内外角、そして高低を自在に使って成功しています。
祐輔ほどのコントロールを新人に求めることはできませんが、九里に求められるものは投手の原点であるストレートにこだわることだと思います。
生い立ちから見ても、そしてドラフト後の大学選手権での投球を見ても、そのメンタルは非常に強いと思います。
負けず嫌いという性格がもろに伝わってきます。
だから、私は九里に大いに期待したいのです。
小さくまとまるのではなく、スケールの大きな投手を目指してほしいのです。
大瀬良と久里が新人王を争う活躍をすれば、自ずと栄冠は近いものになることでしょう。
その日のために、魂のストレートを磨きに磨いてほしいと思います。


一丸に偉大な連覇
やはり優勝シーンというのは何度見てもいいもんですね。
石原が2点目のゴールを決めるまでは本当にやきもきしましたが、あのゴールでほぼ勝利を決定付けました。
とにかく、大前提として勝たなければならない。
その上でマリノスが負けるか引き分け…
非常に厳しい条件の中で、サンフッチェのイレブンはピッチの上で躍動しました。
貴重な先制点も石原でした。
その1点を守る場面が長く続きました。
優勝へのプレッシャーに負けず、よく耐え抜きましたね。
マリノスの方はフロンターレに先制され、ますます重圧は重くのしかかったと思います。
しかし、森保監督の「ブレない」指導のもと鍛え上げられてきた選手たちは強靭でした。

調子がいい時も悪い時も「ブレない」ことの大切さ。
そして「一丸に」。
この二つはカープの躍進にも絶対に必要なものだと思います。
戦国J1での偉大な連覇!
本当におめでとうございます!

「黒田が帰って来られるまで、現役を続けたい」
黒田のヤンキース残留が決まりました。
これは予想通りでした。
16億…
今年11勝とは言え、ヤンキースの中ではエース格です。
来年もチャンピオンリング目指して、熱い投球を見せてくれそうですね。
そしてカープでは、昨日は倉が契約更改。
現状維持の評価は、残した成績のみならず、ベテランとしての「存在感」自体への評価だと思います。
今年の倉は二軍スタートでしたが、やはり石原のバックアップには不可欠の存在として一軍に上がり、39試合出場。
試合に出る、ということより「倉がいる」という意味合いは非常に大きいのです。
石原に万が一のことがあっても、石原を休ませなければならない時でも、そん色のない働きをする倉の存在は、他球団でもなかなか見られないものです。
そしてポイントポイントの試合ではしっかり仕事をしています。
若手の捕手が伸び悩む中、来年もその存在感を示すであろう倉は、こんなことを言ってます。
「黒田が帰って来られるまで、現役を続けたい」
その意気や良し!
チーム最年長の40番は、来季も背中でチームを引っ張ってくれることでしょう。

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