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カープ一筋45年の独り言
カープファンというよりもカープが生活の一部になっています。
ファストフレディ
ルイスとソコロビッチが来日し、いよいよキャンプに向けて態勢が出来つつありますね。
そのルイスですが、私から見て今年のカープのキーマンだと思えてなりません。
昨年の課題は「あと1点」の得点力。
得点圏打率もさることながら、一つ先の塁を奪う機動力も中途半端できたし。ここ一番の出塁率も今一つでした。
栗原が復帰する今季、その課題である「出塁」「機動力」というピースを埋めるために、長打力ではなくアベレージヒッターであるルイスを敢えて獲得したのです。
”ファストフレディー”の持ち味は「スピード」(本人談)
得点が多く、四球を選べ、30盗塁を目指せる足もある…
他の選手との兼ね合いもありますが、場合によっては1番を任せることも考えられうと思います。
栗原が負傷を克服し、以前の通りの打棒を発揮するとすれば、ルイスの出塁は直接得点力の向上に繋がってきます。
「とにかく自分は、ユニフォームを着たら100パーセント力を出し切って球場を後にすることがモットー。チームとしても、何としてもこの広島にチャンピオンシップを持ち帰りたいと思っている」
ルイスの大爆発を心から期待してます!

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クローザー今村?
この案については賛成です。
確かにミコライオの場合、突然の体調不良で登板できなかったり、2イニング目でがっくり球威が落ちたりすることが多く、結果として接戦を落とすこともたびたびありました。
今村の場合、好不調の波が比較的小さく、回またぎでも(不調の時を除き)それほど球威は低下しませんでした。
また、フォークを覚えたことにより、ピッチングに幅ができてきたことも大きいですね。
ストレートは火の球だし、スライダーのキレもまえけんなみ、それにフォークが加われば言うことがありません。
ただ、1年間通して頑張ってもらうためにも、首脳陣には序盤戦の酷使だけは避けてほしいと思います。
9月の勝負どころで調子を維持してもらうことが重要ですから。
そうなってくると、今村の前を投げる投手に左右されるかもしれません。
ミコライオはもちろんですが、中継転向の福井や横山、梅津、そして復活を賭ける永川の奮起が肝要です。
ミコライオもソコロビッチの加入は大きな刺激になることでしょう。
どう見ても一軍登録は野手2投手2でしょうから、ソコロビッチの状況次第ながら、ミコライオもよほど頑張らないとすぐに二軍行きです。
今年のセリーグを見渡してみると、カープが前面に出して行けるのはやはり投手力です。
昨年同様少ない得点を投手力で逃げ切るためにも、充実しつつある先発陣よりもブルペンの充実こそが最重要課題だと思います。
今村を守護神にする決断をするのであれば、その前を投げる投手をよくよく吟味していかなければならないと思います。

ドラフト二位鈴木誠也の魅力
1月も中旬になると合同自主トレが始まります。
カープの若鯉たちも、緊張感を隠せないながらも先輩選手と一緒に汗を流し始めました。
中でもドラフト二位の鈴木誠也が注目されています。
高校時代は最速148キロの本格派右腕投手でしたが、プロの世界では高校通算43本塁打の打者として勝負します。
背番号は51。
「鈴木」で51番とくればイチローということになりますが、私としては類稀なる才能を持ちながら、たび重なる怪我でチャンスを掴めなかった先輩末永の分も大きく羽ばたいてほしいと思います。
先日の自主トレでは入れ込み過ぎて大暴投してしまいましたが、遠投115メートルの強肩は「廣瀬並み(松田オーナー)」で、50メートル5秒8の俊足も魅力です。
現在内野陣は、梵、東出のベテラン勢に菊池、安部、庄司が挑む形になっていますが、ショートで殴りこんでくるこのルーキーが、まずは大きな刺激に、そしてゆくゆくはレギュラー目指して頑張ってほしいと思います。

中日吉見投手の発言について
正直言って悲しい思いです。
吉見投手が日本代表を辞退したのは、昨年の骨折からまだ治りきっておらず、その不安からだと思っていました。
ところが
「普通のボールは全然大丈夫です。」
何のことはない。
身体は大丈夫だが、WBCのボールを投げることに不安を感じて辞退した、と受け取れる発言です。
そもそもプロ野球は、多くのファンに夢を与えるプロスポーツでしょう?
そしてWBCは、オリンピック競技としての野球が無くなった今、国際野球連盟(IBAF)公認の野球の世界一決定戦であり、そこでの日本選手の活躍をファンは期待しているわけですよ。
もちろんWBCの開催については紆余曲折もあったし、当のアメリカが最強チームを作れないことから、真の世界一決定戦たりうるのか、という議論はあるでしょう。
しかし、王さんもイチローも言っていたように、問題点はあったとしても、この大会を育てていくことこそ重要で、何度も開催して行くうちに不備な点も少しずつ解消していくはずだ、と私も思います。
日本代表になったマー君もまえけんも故障歴があり、また、一カ月も前にピークに持っていかなければならない、というハンデがありつつも、積極的に取り組んでいます。
杉内などは故障明けにも関わらず、代表に残ろうと必死です。
そこには多くの選手に共通するであろう「WBCボール」への対応何て事は微塵もありません。
多くの選手は、もちろん自分のためでもありますが、ファンに晴れ姿を見てもらいたい=ファンも活躍する姿を見て喜ぶことに誇りを感じているのですよ。
吉見投手の状態は誰にもわかりません。本人だけしかわからないでしょう。
本人しかわからない不安もあることでしょう。
しかし、だとしてもあの発言はいただけません。
これも落合の「負の遺産」でしょうね。
プロ野球選手は個人事業主ですから体が資本。
給料の対象にならない試合には出ても意味がない。
レギュラーシーズンで活躍することが第一。
そりゃその通りだけど、そこには日本代表を応援する多くのファンの姿はありません。
日本を代表する好投手として、これまで「敵ながらあっぱれ」的にリスペクトしてきましたが、自分の発言の重さを感じてない部分にかなり失望しました。
本当に悲しく、残念でなりません。


外木場義郎氏殿堂入り
野球殿堂入りを決める野球体育博物館は11日、競技者表彰としてプロ野球広島の投手として活躍した大野豊氏(57)と外木場義郎氏(67)をそれぞれプレーヤー表彰とエキスパート表彰で選んだと発表した。
【スポニチ】
ようやく、という感じです。
大野さんもそうですが、特に外木場さんの殿堂入りはずいぶんと時間がかかってしまった感じがします。
昨年は津田さん、北別府さんが殿堂入り。
二年連続2人のカープOBが殿堂入りするのは本当に快挙といっていいと思います。言いかえれば、昭和50年以降「昭和のカープ」は本当にいい選手が多く、強かったんだと言うことを実感します。
大野さんについては、昨年までコーチを務めていたこともあり、若いファンの方々も良く知っていると思いますが、私の年代のカープファンにとって外木場義郎という存在は「エース」そのものでした。
完全試合を含む3回のノーヒットノーランは、長いプロ野球の歴史の中でも唯一の記録です。
そして、あの昭和50年。
中3日、中4日でフル回転した外木場氏は20勝を挙げ、初優勝に大きく貢献しました。
その投げっぷりを記憶しているものとして、「エースとはかくあるべし」という存在なのです。
あの年は浩二さんが首位打者を獲り、結果としてMVPも浩二さんになりましたが、あの快投を思い起こすにつけ、外木場さんの働きもまたMVPにふさわしいものだったように思います。
新年早々本当に喜べました。
外木場さん、大野さん、本当におめでとうございます。

明けましておめでとうございます
今年は一体どんな年になるのでしょうか?
景気が良くなって、気分良くカープの応援ができる年になってくれることを祈ってます。
さて、新年早々、ちょっと気になる記事を朝日新聞で見かけたので紹介します。
南の島パラオ。
そこにはカープ島があり、ダイビングが有名なリゾート地として発展しているとのこと。
その島の持ち主である方は、一緒にレストランとホテルを切り盛りする奥様とは広島で出逢い、パラオに戻って46年。いまや伝説のダイバーと言われているそうな。
そのきっかけは「沈黙の世界」というドキュメンタリーでカンヌ国際映画祭の最高賞を受賞した海洋探検家ジャックイブ・クストーとの出会いでした。
それ以来ここのご主人は、自らがこの海に潜り、自らの目でダイビングスポットを見つけ出してきました。
そうして、現在は毎年10万人にも及ぶダイバーがやってくるようになったのです。
しかし、この島がカープ島になったのには理由があります。
この島の名前をつけるときに、広島出身でカープファンだった奥様が巨人ファンだった御主人にじゃんけんで勝ったからです。(負けていたら巨人島になっていました)
広島出身の奥様は今も衛星放送などでカープの試合は必ずチェックしていると言います。
「カープが私のビタミン。美味しかったよ、と何十年も通ってくれる人がいる。広島に産まれ、そしてパラオに来て良かった」
世界中どこにいても、そしていつまでも人々に力を与える存在。
カープにはもっともっと強くなることで、多くの人に勇気と力を与えていってほしいと思います。


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