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カープ一筋45年の独り言
カープファンというよりもカープが生活の一部になっています。
有言実行のエース
「(館山投手に)勝つためには0点に抑えるしかない。1対0で勝ちます!」
試合前にこう言ってマウンドに登った我らがまえけんですが、何とまさに有言実行。136球の熱投で完封勝利をあげました。
「やられたらやり返す、といのが僕の身上」
前回投げ負けた館山、さらにはホームランを打たれたホワイトセルに十分意識を持って立ち向かいました。
打線は粘り強く投げる館山に対し、ヒットは出るもののあと一本が出ず、石原のタイムリーによる1点しか取れない。苦しい状況でのピッチングでしたが、まえけんもさらに粘り強く投げたように思えます。
前回のお返しに、ホワイトセルから連続三振を奪いましたが、肝心の8回ツーアウト三塁でまたしても打席にはホワイトセル…
ランナーがいる場面にも関わらず、まえけんは振りかぶりました。
そして最速148キロの速球で追い込むと、最後は伝家の宝刀スライダーでファーストゴロ。最大の難関を力勝負で勝つあたりは、まさに今年成長した部分といえるでしょう。
この勝負で息切れしたか、最終回はややアップアップでしたが、今度は野手がファインプレーを連発し、まえけんの完封に花を添えました。
前日の建さん引退を受け、ヒーローインタビューでまえけんは言いました。
「建さんの強い意志っていうのをしっかり受け継いで、ピッチャー陣を引っ張っていけるピッチャーになれるように頑張りたい」
まだ22歳の背番号18は、もうそんな存在になっているのです。
これで最多勝と防御率は確定。奪三振は村中次第でしょうが大分近づきました。
おそらくあと1試合。その最終登板は神宮の可能性大です。
もちろん行ってきます。


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高橋建さん、16年間ようがんばりんさったのう
「感謝」
建さんの言葉はこの二文字に満ちていました。
球団、スタッフ、選手、両親、家族そしてファンへ。

思えば、川口和久がFAで巨人に去り、何が何でも即戦力左腕獲得を厳命されたスカウトが指名したのが建さんでした。
すでに結婚して子供もいた建さんがカープに入団したのは、そんな16年前のことでした。
投手としてのキャリアも少なく、むしろバッターとしての評価が高かった建さんですが、やはりスピードある左腕は貴重だということで投手に専念。すぐにカープの中心選手になっていきました。
建さんの思い出としては、やはり「夏バテ」ですかね。
開幕して梅雨時くらいまでは、本当に素晴らしい投球を続けるのですが、7月ぐらいに投球内容が急激に悪化。
終わってみれば9勝、10勝…
コントロールも球のキレも決して他の一流投手に劣らなかっただけに、夏の乗り切り方さえ何とかなればもう一皮むけた気がするんですけどね。
昨年は40歳にしてメジャー挑戦。
マイナー契約からスタートし、メジャーのマウンドに登ることができました。
そして今年はカープに復帰。
春先は好調で、建さんが投げるとサヨナラ勝ち、というジンクスまで出来ましたが、やはり夏になり、痛打されるのが目立ち始め、結局それが引退を決意させる要因になってしまいました。
解説の安仁屋さんも言ってましたが、今年は最初から先発で行けばよかったと私も思います。
それが大竹の故障等で、投手が払底していたため、建さんも見切り発車でリリーフに回ってしまった。その流れが夏場の「悲劇」を大きくしてしまった気がしてなりません。
いずれにせよ、本当に温厚で慕われる性格だった建さんです。
今日のセレモニーは本当にしみじみと温かいものになりました。
本当にお疲れさまでした。

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続・続・抗議行動について
賛否両論ある10月6日の抗議行動ですが、ついにこれが広島に飛び火しました!
10月1日に広島在住のカープファンが抗議行動に出る模様です。
内容はまだ未定のようですが、やはりメッセージボードの掲示等になると思われます。
ただ、他のファンとの激突も予想され、事態は楽観を許しません。
主催者のブログはこちら↓
http://plaza.rakuten.co.jp/pridegreen/diary/
私は抗議の趣旨には賛同しますが、参加はしません。
あくまでも応援席は選手を応援するためのもの。
抗議行動は球団事務所にすべきものでしょう。
ただ、何度も言うように抗議の趣旨は正しいと思っています。
強いカープへの回帰のためには、今こそ変わらなければならないと思います。
「CHANGE!」

五位決定
順位が確定しました。
二年連続の五位です。でも昨年とは全く違う秋になりました。
四位は遥かに遠く、昨年、一昨年とこの時期まで熱い戦いを繰り広げたのが嘘のようです。
これからは、いくら勝とうが負けようが順位に変動はないので、来季に向け戦いが重要になってきます。
今日は中谷がいい経験を積みました。
あの失策。
たった一つの失策が3点につながってしまう、野球の恐ろしさを実感したでしょうし、それを少しでも取り返そうと自慢のバッティングでは初安打初打点。
今のカープに必要なのは、不動のレギュラーもさることながら、いつでもレギュラーにとって代わられるだけの中堅選手の育成です。それこそが層の厚みにもつながってくると思います。
外野では廣瀬がレギュラーの座を掴み、天谷、赤松、嶋が交代で試合に出ています。岩本が戻ってくればレフトのレギュラー戦争に参戦するでしょう。
内野では栗原、東出、梵が不動のレギュラー、それに続く存在として木村昇吾がブレークしました。小窪もいます。
内外野ともにあと一人二人でてきてほしいです。
中谷もそうですが、本来ならテストしてしかるべき松本、末永、さらには結果を出してきた田中、井生あたりはどうするのでしょうか?
無用の長物を一軍に残しておくよりも、彼らを使ってみて、来季の戦力として計算できるかどうか、伸びしろはあるのかどうか、見極めて仕分けすることこそが、今は重要ではないでしょうか?
もう言いつくされましたが、ヒューバーは来年も契約するのでしょうか?ちょっと考えられませんが…
まあ野村監督も、中国人船長を釈放した民主党政権のように、ずっと迷走していましたからね。
少なくとも、目標を見失いがちな消化試合ではありますが、せめてファンを少しでも納得させる試合をしてほしいと思います。


イチローの偉業
10年連続200本安打達成おめでとうございます。
ピート・ローズが、イチローの内野安打の多さを皮肉って「世界一幸運な男」といいましたが、内野安打とて、あれだけ積み重ねられるものではありません。
正確なバットコントロール、そして選球眼、俊足…あらゆる面が優れているからこそこれだけのヒットを打ち続けられているのです。もちろんその裏には人並み以上の節制と努力があることは言うまでもありません。
ピート・ローズも素晴らしい選手でした。
まさに突貫小僧。あの気迫のヘッドスライディングは忘れられません。
しかし、野球賭博で晩節を怪我した彼に、イチローを批判する資格はありませんし、むしろその姿は醜くすらあります。
ここまできたら、来年も200本打ってピート・ローズを抜いてください。
名実ともに世界一を目指してほしいです。

広池浩司
広池さんのブログが更新されていたので、ちょっと一言。
最近のブログでは、何か悟りきった感じの文章が目立ちます。
まさか…とも思いますが、私個人としては来年もまだまだ戦力になりうる存在だと思っています。
ラミレスに打たれた時も私は言ったはずです。
使うも人、使われるも人
あの場面、松本から投げていたら結果はかわっていました。
ラミレスまで続投しなければ、あんな結果になりませんでした。
左対左にこだわりすぎながら不可思議な続投が広池さんの「今季」を奪ったのだとしたら、その非は使ったものにあります。
広池さん。
今季最後の試合でも、いつも通りの投球を!

汝が為すべきことを速やかに為せ
今日の試合は、簡単に言えばまえけんが打たれ、丁寧なピッチングの館山を攻略できずに負けた、ということです。

まえけんは好調だったと思います。
しかし、4回ホワイトセルを追い込みながら変化球が甘めに入り放り込まれました。
また、それが伏線になって7回はホワイトセルを警戒しすぎて四球を出し、前打席で粘られた宮本を敬遠気味に歩かせ、伏兵鬼崎にタイムリーを打たれました。
それぞれの出来事はここに存在しているように見えて、実は線としてつながってます。
そしてその前提として、今日のヤクルト先発は苦手の館山だから「1点もやれない」というまえけんの意識につながっていくわけです。
それにしても、館山も良かったですが、何もできなかった打線には一言言いたいです。
今日の打線は梵以外淡白すぎました。
石井琢朗のヘッドスライディングが9回2死からでは遅すぎます。
みんな為すべきことを為していたと言えますか?
前から思っているのですが、いい投手に対しバントで揺さぶったりすることはやめてしまったのでしょうか?
昔、巨人の槇原をどうしても打てなかった頃、カープ打線は徹底したバント攻めで槇原を攻略したことがありました。
今日のように「どうしても勝たなければならない試合」のときには、好投手相手にもうひと工夫ほしかった気がします。
3回裏のチャンスを逃した時点で、今日は厳しかったですからね。

いずれにせよ、まえけんの登板はあと2試合でしょう。少なくともどちらかで勝たなければ単独最多勝は難しいでしょうし、このまま14勝だと抜かれる危険性もあります(優勝争いをしているチームは中4日でどんどん来るだろうから)。
順位もほぼ決まりました。
ここまできたら、カープファンの注目はまえけんがどれだけタイトルを獲れるか(防御率は大炎上しない限りほぼ大丈夫)、梵の盗塁王と三割、廣瀬の三割、ゴールデングラブ…これくらいでしょう。
とにかくこの三人に気持ち良く野球をさせてやってください。
願いはそれだけです。

住民投票は却下、訴訟へ
広島市は、旧市民球場の取り壊しの是非を問う住民投票の申請を「重要ではない」として却下しました。
これにより、現在行っている「旧市民球場解体差し止め仮処分申請」とともに、広島市長である秋葉氏を被告とした訴訟を行う方向となりました。
ちなみに今回の訴訟については…
「旧広島市民球場の歴史と未来を守る会」の他に「広島市のコンペの不正」を克明に調査中の市民グループ、「子供条例」に反対のグループ、「広島市の五輪構想」に反対のグループ、「オバマジョリティへの市税投入に監査請求」を起こしたグループ等、「反秋葉」グループが総力を結集する可能性が高いとみられています。
広島市では「国際平和文化都市」として、11月に「ノーベル平和賞受賞者サミット」を開催する予定ですが、その首長が訴えられるという前代未聞の事態になりそうです。
前にも書いたように、旧市民球場についての扱いについては、本当に不明瞭な流れの中でまず「解体」ありきで、また、いつの間にか商工会議所の移転、PL教団の移転等が盛り込まれていった感があります。
本来、開かれた市政の中で、住民とのコンセンサスのもとで行うべき事業を、秋葉市長はベールの中で、自らの権力によって断行しようとしているわけです。
これはもちろん自らの再選(あるいは自分の息のかかった人物を当選させる)ための布石に他なりません。
歴史的存在価値を失った社会党から広島へ来た、東京生まれの秋葉氏にとって、広島市は自らを大きくするための踏み台にすぎないのです。踏みつけられる広島市はたまったものではありませんが、多くの広島市民は、踏みつけになっているということを自覚しているのでしょうか?
とにかく、この訴訟の行方、そして来年の市長選は注目していきたいと思います。
なお、この訴訟についての報道は、当然ながらほとんどありません。

不可解采配の根幹は不勉強
今日の試合後、広島野村謙二郎監督(44)は「残念な結果だ。(7回から登板の左腕)青木高が左打者に打たれてしまった…」と語った。

あのいつも畝スコアラーと話しこんでますが、データ見てます?
さっきも書きましたが、青木高の対左打者の被打率知ってます?
対左打者.371(対右打者.356)
普通に打たれますよ。
左腕でも左打者を苦手にする投手はいます。先日300勝投手の鈴木啓示氏も言ってました。
逆に左打者でも左腕投手を得意にしている打者もいます。
投手を登板させるときに個別のデータって見ないんですかね?
ちなみに大島は対左.263(対右.298)。これでも打たれすぎの感は否めません。
左対左を意識して登板させるなら、中日の小林(対左.216)とかヤクルトの李恵踐(対左.148)くらいの左腕じゃないと、意味がないと思います。
昔は清川っていい左投手がいたんですけどね。
ちなみに現在うちで一番いいリリーフ投手である横山投手は、対左.200、対右.228…
素人でも調べりゃわかることなんだから、もう少し勉強してください。
※ヤクルトの投手については勉強します!

またも不可解采配での敗戦
すでに試合の勝敗よりも、内容、さらには来季へどうつながるか、といった方が重要な時期になっています。
もちろん5連勝は嬉しいですが、それはあくまでベテランの固定オーダーで勝ちとったもの。若手を使っているかといえば、限定的な起用にとどまっています。
さて、今日も不可思議な采配で、勝てる試合を落としました。
ヒューバーが出ることについては、もう何も言いません。
相手が石川ですからね。今日くらいしか出番はないです。
でも栗原が一塁しか守れず、でもヒューバーを使いたいからってレフト?守ったことありました?
大惨事にならずに良かったわけですが、どうして今になって外野起用?来季もいるんでしょうか?
はっきり言ってヒューバーは必要ないです。
まず右投手の外の変化球(スライダーだけではなくフォークも)を、未だに見極められません。振らないときに偶然ボールだと四球になっていますが、それは「偶然」の範疇に入ると思います。本当に見極めての四球であれば、右投手全体に対して100打数以上で2割未満の打率にはなりません。(ちなみに101打数31三振)
次に左投手ですが、石川に相性がいいのは、石川が技巧派左腕で落ちるボールや右打者から逃げて行くボールがないからです。
入ってくる遅いボールだけ打てるんですよ。
だからチェンとか村中とか、本格派左腕も打てません。
そんな外国人選手が必要ですか?
今日は石川から打ちました。でも館山打てますか?由規打てますか?ほとんど可能性ゼロです。
今日の試合でヒューバーを起用したことは予想されたので、レフト起用が不可解でしたが、投手起用はさらに不可解でした。
あの場面で青木高?
このコールの瞬間逆転を覚悟しました。
野村監督は青木高の対左打者の被打率を知っているのでしょうか?
さらに7回以降に登板した場合の青木高の防御率を知っているのでしょうか?
あそこで青木登板に至ったのはソリアーノを6回途中で交代させたからですよ。予定ではもう一イニングのはずが、デントナに打たれ、飯原に打たれて、まだ75球なのに交代させた。
どうして我慢しない?
昨日、一昨日は若い投手を引っ張った。それが勝利に結びついたのではないですか?どうしてあそこでもう一つ我慢しない?
そこで我慢しなかったから7回に投げる投手がいなくなった。上野は8回の予定だから青木…こんな感じでしょう?
これまで打たれても抑えても、さらに勝ってても負けてても大島と岸本を投げさせてきたじゃないですか?あの場面は、昨日打たれていても、いや打たれたからこそ大島でしょう。
「昨日の悔しい思いをぶつけろ!」といって起用すれば奮起しますよ。
少なくとも大島の対左打者の被打率は青木より1割低いです。(こんなことをわざわざ言っているのは、野村監督の「左対左」のこだわりに対するあてつけです)
青木高広は緩急を使い、コーナーを突いて打たせて取る投手です。どう見てもリリーフには不向きです。
今年今日のような試合が何度もあったのは、球威のあるリリーフがうちにはいないからです。他の球団を見てみてください。セットアッパーは150キロ超の球威と決め球を持った投手ばかりでしょう?
せめて140キロ中盤の球威がある大島を育てなければいけない。
だからこれまで来る日も来る日も投げさせてきた訳ですよ。
それが昨日は「大島は逃げていた」という理由で、今日は青木…
何をどうしたいんでしょうね?
ソリアーノが続投して打たれて負けたんなら諦めも付きます(若手にチャンスを与えるという方針の上で)が、今日のような不可解継投で負けたのであれば、連勝で封印されていた批判も噴出しますよ。
連勝で固定された打線を大きくいじってまで臨んだ今日の試合ですが、不可解采配で台無しですね。
明日のまえけんデーに影響しなkればいいのですが…


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