
新外国人三人が来日し、いよいよキャンプが目前に迫ってきました。
私事で恐縮ですが、毎年恒例の「野球焼き肉会」も開催決定!
参加者は巨人ファン1名、横浜ファン1名、ヤクルトファン1名、ソフトバンクファン1名、西武ファン1名、そしてカープファンは私を含めて2名!(最大派閥!)
その席で、今季の順位予想、タイトルホルダー予想をすることになっています。昨年は的中率が…あまり良くなかったのですが、今回は頑張ります!
さて、自主トレが本格化していますが、今井の評判がとてもいいようです。
前にも書いた通り、篠田、小松、今井の三人で15勝してほしいのですが、今井一人で半分以上行けそうな雰囲気です。
やはり、黒田から直接アドバイスされたことが飛躍につながっているのでしょう。何せ入団時から「黒田二世」と言われた男です。
ストレートとフォーク(野茂の指導力が試されます)を磨けば、昨年の投球を見ればわかる通り、そこそこの制球力があるだけに、自ずと結果はついてくるでしょう。
また、武内が調整遅れでアルバラードが結果を残して先発に食い込んでくるようだと、もしかするとこの三人のうちの誰かが後ろに回ることも考えられます。
あまり今井のような投手を救援では使いたくはないですが、チーム事情で後ろに回っても、今の今井の成長具合であれば十分戦力になると思います。
それからフィオレンティーノ。
レギュラーになれない、と私は書きましたが、とにかく「なんでもやる」という頼もしい発言です。昨年のマック、アンディが2塁ランナーの場合、シングルでなかなか生還できなかったことを考えると、昨年13盗塁で走塁に積極的なフィオは十分魅力的です。
あのアッパー気味のスイングが適応できるかどうかがカギでしょう。
かつてのシェーンくらい打ってくれれば、守備力はありますから大きな戦力になるはずです。
いずれにしても、東出、栗原以外のレギュラーは未定。
大竹、マエケン以外の先発も未定。
リリーフは永川だけが確定(シュルツは先発転向の話がある)。
全ては「地獄(休みが1日しかない!)」の沖縄キャンプからです!
私事で恐縮ですが、毎年恒例の「野球焼き肉会」も開催決定!
参加者は巨人ファン1名、横浜ファン1名、ヤクルトファン1名、ソフトバンクファン1名、西武ファン1名、そしてカープファンは私を含めて2名!(最大派閥!)
その席で、今季の順位予想、タイトルホルダー予想をすることになっています。昨年は的中率が…あまり良くなかったのですが、今回は頑張ります!
さて、自主トレが本格化していますが、今井の評判がとてもいいようです。
前にも書いた通り、篠田、小松、今井の三人で15勝してほしいのですが、今井一人で半分以上行けそうな雰囲気です。
やはり、黒田から直接アドバイスされたことが飛躍につながっているのでしょう。何せ入団時から「黒田二世」と言われた男です。
ストレートとフォーク(野茂の指導力が試されます)を磨けば、昨年の投球を見ればわかる通り、そこそこの制球力があるだけに、自ずと結果はついてくるでしょう。
また、武内が調整遅れでアルバラードが結果を残して先発に食い込んでくるようだと、もしかするとこの三人のうちの誰かが後ろに回ることも考えられます。
あまり今井のような投手を救援では使いたくはないですが、チーム事情で後ろに回っても、今の今井の成長具合であれば十分戦力になると思います。
それからフィオレンティーノ。
レギュラーになれない、と私は書きましたが、とにかく「なんでもやる」という頼もしい発言です。昨年のマック、アンディが2塁ランナーの場合、シングルでなかなか生還できなかったことを考えると、昨年13盗塁で走塁に積極的なフィオは十分魅力的です。
あのアッパー気味のスイングが適応できるかどうかがカギでしょう。
かつてのシェーンくらい打ってくれれば、守備力はありますから大きな戦力になるはずです。
いずれにしても、東出、栗原以外のレギュラーは未定。
大竹、マエケン以外の先発も未定。
リリーフは永川だけが確定(シュルツは先発転向の話がある)。
全ては「地獄(休みが1日しかない!)」の沖縄キャンプからです!
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今村の沖縄スタートが決まって、本当に期待膨らむ今日この頃ですが、いかがお過ごしでしょうか?
キャンプが近づくと「いよいよだな」という感じになりますね。
沖縄先乗り組、大野組など、各地から自主トレの様子が届いてますが、まずは順調のようで安心しています。
さて、驚きのニュースが入ってきましたね。
あの野茂氏が臨時コーチとして沖縄にやってくるそうです。
どうやら野村監督のラインらしいですが、2月6日から5日間ほどの予定で若手投手陣を指導してくれるとのこと。
うちの若手でもフォークを使う投手が多いので、かなり参考になりそうですし、野茂氏の豊富な経験談は彼らを覚醒させるに余りあるものだと思います。
あれだけの大投手ですが、皆物おじせずに質問攻めにしてほしいですね。
キャンプが近づくと「いよいよだな」という感じになりますね。
沖縄先乗り組、大野組など、各地から自主トレの様子が届いてますが、まずは順調のようで安心しています。
さて、驚きのニュースが入ってきましたね。
あの野茂氏が臨時コーチとして沖縄にやってくるそうです。
どうやら野村監督のラインらしいですが、2月6日から5日間ほどの予定で若手投手陣を指導してくれるとのこと。
うちの若手でもフォークを使う投手が多いので、かなり参考になりそうですし、野茂氏の豊富な経験談は彼らを覚醒させるに余りあるものだと思います。
あれだけの大投手ですが、皆物おじせずに質問攻めにしてほしいですね。


一部の心ない人物の行為によって、昨年内の開催ができなかったカープ会ですが、3月に開催されるとのことです。
開催要領は下記の通り…
<第6回 東京カープ会 概要>
【出演】
二宮清純(スポーツジャーナリスト)
川口和久(野球解説者・元プロ野球選手)
田辺一球(スポーツジャーナリスト)
上田哲之(出版社勤務・書籍編集者) ほかゲストが登場予定!
【日時】
2010年3月29日(月) 19:00開演(受付18:30)
【会場】
四谷区民ホール 東京都新宿区内藤町87番地 四谷区民センター9F TEL 03-3351-2118
アクセス:地下鉄丸ノ内線「新宿御苑前」2番出口(大木戸門)より徒歩5分
>>会場地図
【会費】3,000円
詳しくはhttp://www.ninomiyasports.com/sc/modules/bulletin02/article.php?storyid=3683
首都圏のカープファンの皆様!
熱く語り合いましょう!
開催要領は下記の通り…
<第6回 東京カープ会 概要>
【出演】
二宮清純(スポーツジャーナリスト)
川口和久(野球解説者・元プロ野球選手)
田辺一球(スポーツジャーナリスト)
上田哲之(出版社勤務・書籍編集者) ほかゲストが登場予定!
【日時】
2010年3月29日(月) 19:00開演(受付18:30)
【会場】
四谷区民ホール 東京都新宿区内藤町87番地 四谷区民センター9F TEL 03-3351-2118
アクセス:地下鉄丸ノ内線「新宿御苑前」2番出口(大木戸門)より徒歩5分
>>会場地図
【会費】3,000円
詳しくはhttp://www.ninomiyasports.com/sc/modules/bulletin02/article.php?storyid=3683
首都圏のカープファンの皆様!
熱く語り合いましょう!


アンディの楽天入りを聞き、来年ルイスの楽天入りがあるのではないか、と危惧している今日この頃ですが、いかがお過ごしでしょうか?
それにしてもアンディが打ちまくり、ヒューバーがさっぱりだったらフロント批判が巻き起こりそうですよね。
さて、今年の鍵を握る男第三弾は前田智徳の登場です。
「何をいまさら」となるのか「当たり前じゃん」となるのかは人それぞれですが、昨年全く出場しなかった前田をキーマンに指名したのには大きな理由があります。
昨年は打てなくて負けました。
今年の課題もやはり打線だということは言うまでもありません。
そして打撃部門のうち「代打」の成績がリーグワーストだったのです。
まともに機能した代打は末永(.429)とかろうじて嶋(.250)くらい。結構打った感じの喜田剛で.200。石井琢朗が.160、小窪に至っては140….000ですよ。
セリーグで代打率が二割未満だったのはカープだけ。トップの横浜は代打でしか打たない外国人がいたおかげで.245で46打点も挙げてました。
これでは終盤のチャンスに代打を送っても期待できませんよね。
そこで前田の登場です。
前田の人となりやその凄さは皆さんご存じのことですから割愛させていただくとして、昨年は「走攻守そろわない選手は使わない」というチーム方針と自身の体調不良もあって出場0に終わった前田ですが、一昨年に見せた「一球で仕留める打撃」は見るものすべてに驚きを与えました。
2ストライクまでピクリともせず、投手の決め球を捉える打撃…
これは天才にしか許されないものであり、当然打たれた投手にショックを与えることになります。
今年の前田は代打一本だそうです。
一昨年のあの打撃を今年も見せてくれるのであれば、カープの代打問題の大部分が解決することでしょう。
また、強かったころのカープ、優勝した年のことを知る最後の現役選手として、その伝統を若きスラッガーたちに伝授していくことも大切な役目です。
口下手な前田のことですから、それは言葉ではなくその結果であり、背番号1を背負った大きな背中で示していくことでしょう。
そして、我々は背番号1とともに歓喜の涙を流したい…
悲願ですよね。
それにしてもアンディが打ちまくり、ヒューバーがさっぱりだったらフロント批判が巻き起こりそうですよね。
さて、今年の鍵を握る男第三弾は前田智徳の登場です。
「何をいまさら」となるのか「当たり前じゃん」となるのかは人それぞれですが、昨年全く出場しなかった前田をキーマンに指名したのには大きな理由があります。
昨年は打てなくて負けました。
今年の課題もやはり打線だということは言うまでもありません。
そして打撃部門のうち「代打」の成績がリーグワーストだったのです。
まともに機能した代打は末永(.429)とかろうじて嶋(.250)くらい。結構打った感じの喜田剛で.200。石井琢朗が.160、小窪に至っては140….000ですよ。
セリーグで代打率が二割未満だったのはカープだけ。トップの横浜は代打でしか打たない外国人がいたおかげで.245で46打点も挙げてました。
これでは終盤のチャンスに代打を送っても期待できませんよね。
そこで前田の登場です。
前田の人となりやその凄さは皆さんご存じのことですから割愛させていただくとして、昨年は「走攻守そろわない選手は使わない」というチーム方針と自身の体調不良もあって出場0に終わった前田ですが、一昨年に見せた「一球で仕留める打撃」は見るものすべてに驚きを与えました。
2ストライクまでピクリともせず、投手の決め球を捉える打撃…
これは天才にしか許されないものであり、当然打たれた投手にショックを与えることになります。
今年の前田は代打一本だそうです。
一昨年のあの打撃を今年も見せてくれるのであれば、カープの代打問題の大部分が解決することでしょう。
また、強かったころのカープ、優勝した年のことを知る最後の現役選手として、その伝統を若きスラッガーたちに伝授していくことも大切な役目です。
口下手な前田のことですから、それは言葉ではなくその結果であり、背番号1を背負った大きな背中で示していくことでしょう。
そして、我々は背番号1とともに歓喜の涙を流したい…
悲願ですよね。


何度も書いている通り、今年のカープは打線がポイントです。なので、鍵を握るのは新外国人ということになるわけですが、私はあえて打線の鍵を握るのは天谷だと見ています。
おそらく、現時点で定位置を約束されている野手は東出と栗原だけで、極めてレギュラーに近い位置にいるのが石原。つまり決まっているのは3人だけということになります。
しかしながら、天谷もまたレギュラー寸前という状態ではないかと思われます。
私が、何故赤松や廣瀬、末永あるいは新外国人フィオレンティーノを差し置いて、外野のレギュラーに一番近いのが天谷だと断言するのは、彼が攻守走全てで高いレベルにあるからなのです。しかもそれは全て「努力」によって培ったものです。
天谷がドラフト9順目(!)でカープに入団し、入団一年目の成績は悲惨なものでした。二軍で打率.050(!)打球がほとんど前に飛ばないという状態でした。
それから8年。
二軍で努力を重ね、まずは二軍のレギュラーとなり、盗塁王を獲得し、ついに一軍へと進んだら、今度は怪我との戦い…
幾多の試練を乗り越えて、昨年は規定打席不足ながら三割を打ち、U26の日本代表では堂々3番を打つまでに至りました。
5年前に一軍初登場時はやはり打球がまともに飛ばず、「大丈夫か?」と思った記憶がありますが、昨年の打席を見ていると、打席に余裕が感じられ、スイングスピードも速くなり、過去は打てなかったコースもカットできる技術を身につけてました。
さらにはポカも多いが足の速さは大きな魅力です。
マツダスタジアムになって広い守備範囲を要求される中、廣瀬、赤松、天谷の外野陣は鉄壁だった感じがします。後は失敗が多い盗塁の成功率を上げることができれば言うことなしでしょう。
さて、天谷をキーマンに指定したのは、東出と2番打者(誰になるかわからない)を生かすも殺すも3番打者、おそらく天谷の出来にかかっているからです。
出塁率が高い東出を塁において、昨年のように進塁打(リーグ1)を打ち続けながら、自らもヒットを打ってチャンスを拡大できるか。これができなければ栗原も新外国人も生かされない。
天谷の出来が打線の出来そのものにつながる可能性が高いのです。
そして天谷は、怪我さえなければ昨年以上の成績を残すことでしょう。それは努力の男にふさわしく、歩みは遅いかもしれませんが、確実に進歩する姿です。そして天谷が輝けば、カープ打線も必ず結果を残すに違いありません。
数年前、すでにスターだったソフトバンク川崎との自主トレ。
相手にしてくれるのだろうか、と勝手に心配していましたが、結果はここ二年の天谷の成長として表れています。今、その自主トレ中の天谷に今季のカープ打線を託したいと思います。
おそらく、現時点で定位置を約束されている野手は東出と栗原だけで、極めてレギュラーに近い位置にいるのが石原。つまり決まっているのは3人だけということになります。
しかしながら、天谷もまたレギュラー寸前という状態ではないかと思われます。
私が、何故赤松や廣瀬、末永あるいは新外国人フィオレンティーノを差し置いて、外野のレギュラーに一番近いのが天谷だと断言するのは、彼が攻守走全てで高いレベルにあるからなのです。しかもそれは全て「努力」によって培ったものです。
天谷がドラフト9順目(!)でカープに入団し、入団一年目の成績は悲惨なものでした。二軍で打率.050(!)打球がほとんど前に飛ばないという状態でした。
それから8年。
二軍で努力を重ね、まずは二軍のレギュラーとなり、盗塁王を獲得し、ついに一軍へと進んだら、今度は怪我との戦い…
幾多の試練を乗り越えて、昨年は規定打席不足ながら三割を打ち、U26の日本代表では堂々3番を打つまでに至りました。
5年前に一軍初登場時はやはり打球がまともに飛ばず、「大丈夫か?」と思った記憶がありますが、昨年の打席を見ていると、打席に余裕が感じられ、スイングスピードも速くなり、過去は打てなかったコースもカットできる技術を身につけてました。
さらにはポカも多いが足の速さは大きな魅力です。
マツダスタジアムになって広い守備範囲を要求される中、廣瀬、赤松、天谷の外野陣は鉄壁だった感じがします。後は失敗が多い盗塁の成功率を上げることができれば言うことなしでしょう。
さて、天谷をキーマンに指定したのは、東出と2番打者(誰になるかわからない)を生かすも殺すも3番打者、おそらく天谷の出来にかかっているからです。
出塁率が高い東出を塁において、昨年のように進塁打(リーグ1)を打ち続けながら、自らもヒットを打ってチャンスを拡大できるか。これができなければ栗原も新外国人も生かされない。
天谷の出来が打線の出来そのものにつながる可能性が高いのです。
そして天谷は、怪我さえなければ昨年以上の成績を残すことでしょう。それは努力の男にふさわしく、歩みは遅いかもしれませんが、確実に進歩する姿です。そして天谷が輝けば、カープ打線も必ず結果を残すに違いありません。
数年前、すでにスターだったソフトバンク川崎との自主トレ。
相手にしてくれるのだろうか、と勝手に心配していましたが、結果はここ二年の天谷の成長として表れています。今、その自主トレ中の天谷に今季のカープ打線を託したいと思います。


栗原の奥さまのブログで、会澤君が悲惨な状況になったのを見てつい笑ってしまった今日この頃ですが、正月明けでは野球ネタも少ないですね。それにしても松坂含め球界のトッププレーヤーと一緒にトレーニングしている会澤君。冷たかっただろうけど、今回のアリゾナ自主トレは必ず血となり肉となるはずだよ。頑張って!
ということで、私なりに選んだ「今年の鍵を握る男」について少々書かせていただきます。
最初は、先発投手陣の鍵を握る篠田投手です。
今年で三年目を迎えますが、過去二年間はフルシーズン働いていないんですね。1年目の終盤、CS争いをしているときに好投して、昨年は大いに期待されたのですが…
御承知の通り、故障でシーズン中盤を棒に振り、終盤中継ぎとして復帰しました。ただ、終盤戦の投球内容を見てみると、速球の力が本来のものではなく、結果オーライ的な投球に見えました。
もともとコントロールで抑える投手ではなく、川口和久的な力の投球が持ち味です。140キロ台後半のストレートは威力十分で、それにスライダーとチェンジアップを交えた投球は、昨年4月の初完封に見られるように、いったんはまれば寄せ付けないだけのものがあります。
先発投手として一流になるためには「今日の篠田はちょっと打てそうにないな」と相手に思わせる投球がどれだけできるか、ということと最悪の調子でも気がついたら抑えられていた、という投球がどれだけできるか、この二点につきます。
昨年それができていたのが大竹であり、マエケンでした。
昨年のルイスは意外とそれができす、打たれだすと止まらなくなっていた。それが成績低下の原因だったと思います。
篠田の場合、まっすぐの力を取り戻し、変化球を低めに制球できれば結果は残ると思います。
後は怪我をしない体づくり。
現在自主トレ中でしょうが、まずは体幹をしっかり鍛えて逞しい身体でキャンプ入りしてください。
野村監督he。
篠田はいいストレートを持っているからといって、シュルツの代わりに後ろに回すのはやめてください。篠田は先発投手として大きく成長する可能性があります。小さな可能性ではありません。私は篠田の姿に、かつての川口和久をだぶらせています(川口よりコントロールいいけど)。15勝できる器なのですから、先発でのびのび成長させてください。お願いします!
ということで、私なりに選んだ「今年の鍵を握る男」について少々書かせていただきます。
最初は、先発投手陣の鍵を握る篠田投手です。
今年で三年目を迎えますが、過去二年間はフルシーズン働いていないんですね。1年目の終盤、CS争いをしているときに好投して、昨年は大いに期待されたのですが…
御承知の通り、故障でシーズン中盤を棒に振り、終盤中継ぎとして復帰しました。ただ、終盤戦の投球内容を見てみると、速球の力が本来のものではなく、結果オーライ的な投球に見えました。
もともとコントロールで抑える投手ではなく、川口和久的な力の投球が持ち味です。140キロ台後半のストレートは威力十分で、それにスライダーとチェンジアップを交えた投球は、昨年4月の初完封に見られるように、いったんはまれば寄せ付けないだけのものがあります。
先発投手として一流になるためには「今日の篠田はちょっと打てそうにないな」と相手に思わせる投球がどれだけできるか、ということと最悪の調子でも気がついたら抑えられていた、という投球がどれだけできるか、この二点につきます。
昨年それができていたのが大竹であり、マエケンでした。
昨年のルイスは意外とそれができす、打たれだすと止まらなくなっていた。それが成績低下の原因だったと思います。
篠田の場合、まっすぐの力を取り戻し、変化球を低めに制球できれば結果は残ると思います。
後は怪我をしない体づくり。
現在自主トレ中でしょうが、まずは体幹をしっかり鍛えて逞しい身体でキャンプ入りしてください。
野村監督he。
篠田はいいストレートを持っているからといって、シュルツの代わりに後ろに回すのはやめてください。篠田は先発投手として大きく成長する可能性があります。小さな可能性ではありません。私は篠田の姿に、かつての川口和久をだぶらせています(川口よりコントロールいいけど)。15勝できる器なのですから、先発でのびのび成長させてください。お願いします!


ルイスが去って失ったもの…
それは11勝だけではありません。
しっかり試合終盤まで試合を作ることができ、場合によっては中四日登板ができる重要な投手だったわけですから。
昨年7回まで試合を作れる投手はルイス、大竹、マエケンの三人でした。今年はそこから一人減ります。
たった一人ではありません。
昨年ルイスがいても救援投手陣には大きな負担がかかり、梅津が故障しシュルツも横山もシーズン終盤には調子を落としました。
ですから今年も救援投手陣がチームの浮沈のカギになります。
さて今季ですが、新戦力として新外国人アルバラードと新人の武内、川口が加わりました。
まずアルバラードですが、一昨年台湾の統一の先発としてアジアシリーズで西武と対決。好投を見せましたが、その年統一で活躍したわけでもなく(2試合で1勝)昨年3Aで13勝したことが評価につながった模様です。
ただ、ルイスのように絶対的な球威と変化球の切れがあるわけでもなく、球速は8889マイル程度だから140キロ台中盤ですね。独特の横手投げ(スリークオーターよりやや下)フォームでインステップするので、右打者は打ちづらそうです。しかし、先発で行けるのでしょうか?
アメリカのみならず、日本もいい左打者が多くあの程度の球威ではとても抑えきれない気がします。ですからリリーフとなるわけですが…
カープには右の横手投げ投手がすでに三人もいます。しかも梅津を除けば実力的には大差がありません。林にせよ青木勇にせよアルバラードに対して劣るとも思えません。
ただ、ブルペンを厚くするという意味では非常にいい補強だと思います。(こんなことを言って先発で10勝したらどうしましょう!)
カープの勝利の方程式は梅津横山シュルツ永川となるわけですが、昨年はマーティの不可解な采配で、負けていても梅津が投げたりして、それが故障につながったとも思えるのですが、今年はさすがにそんなことはないでしょう。となるとこの勝利の方程式にもう一枚加える必要があります。
最有力候補はアルバラードでしょうが、シーズン後半からは武内がその任に就く気がします。
武内は、巨人の越智に似たタイプで、球威とフォークのピッチャーです。154キロの球威を生かせる場所。それは試合終盤のリリーフでしょう。慣れるまで時間がかかるかもしれませんが、期待も込めて方程式に入れたいと思います。
カープ救援投手陣の大きな課題は左腕投手がいないことです。
おそらく青木高が入ってくるかとは思いますが、先発6人だとすると救援は67人。方程式の5人以外は2枠しかありません。
この二枠を左が青木高、広池、大島、相澤、小島、川口、右がアルバラード、林、青木勇、岸本、森あたりで争うことになりますが、復活すれば左は広池、右はアルバラードか林でしょう。両方左となると広池、青木高でしょうね。
でも、数年前と比べると先発もリリーフも厚くなっては来てますね。真に力をつけたかどうかはわかりませんが、7回まで試合を作れば何とかなりそうな陣容ではあります。
今年は永川が「いい年」なので、その前に投げる投手が試合を作れば拾える試合も増えてくるでしょう。
リリーフの陣容としては…
クローザー 永川
セットアッパー シュルツ
勝ちか同点の7回 横山、梅津
中盤 青木高、武内(林、アルバラード)
ワンポイント 広池(相澤)
こんな感じでしょうかね。
欲を言えば、左の球威がある先発か救援投手。外国人で補強してほしかったですね。
今年の展望を書いてきて思ったのですが、投手陣についてははっきり言って中日には負けますが、他の球団とはそんなに遜色ないのではないかと自負できますね。
となると問題はやはり打線。
突き詰めればヒューバー次第でしょう。
ヒューバーが開幕から爆発してチームが波に乗れば上位も狙えますが、昨年前半のように打てないと最下位もありえる、というのが結論です。
それにしても早く今村は見たいですね。
今村が投げて堂林が打つ!
数年後のカープは強くなってるな!(毎年言ってる…)
それは11勝だけではありません。
しっかり試合終盤まで試合を作ることができ、場合によっては中四日登板ができる重要な投手だったわけですから。
昨年7回まで試合を作れる投手はルイス、大竹、マエケンの三人でした。今年はそこから一人減ります。
たった一人ではありません。
昨年ルイスがいても救援投手陣には大きな負担がかかり、梅津が故障しシュルツも横山もシーズン終盤には調子を落としました。
ですから今年も救援投手陣がチームの浮沈のカギになります。
さて今季ですが、新戦力として新外国人アルバラードと新人の武内、川口が加わりました。
まずアルバラードですが、一昨年台湾の統一の先発としてアジアシリーズで西武と対決。好投を見せましたが、その年統一で活躍したわけでもなく(2試合で1勝)昨年3Aで13勝したことが評価につながった模様です。
ただ、ルイスのように絶対的な球威と変化球の切れがあるわけでもなく、球速は8889マイル程度だから140キロ台中盤ですね。独特の横手投げ(スリークオーターよりやや下)フォームでインステップするので、右打者は打ちづらそうです。しかし、先発で行けるのでしょうか?
アメリカのみならず、日本もいい左打者が多くあの程度の球威ではとても抑えきれない気がします。ですからリリーフとなるわけですが…
カープには右の横手投げ投手がすでに三人もいます。しかも梅津を除けば実力的には大差がありません。林にせよ青木勇にせよアルバラードに対して劣るとも思えません。
ただ、ブルペンを厚くするという意味では非常にいい補強だと思います。(こんなことを言って先発で10勝したらどうしましょう!)
カープの勝利の方程式は梅津横山シュルツ永川となるわけですが、昨年はマーティの不可解な采配で、負けていても梅津が投げたりして、それが故障につながったとも思えるのですが、今年はさすがにそんなことはないでしょう。となるとこの勝利の方程式にもう一枚加える必要があります。
最有力候補はアルバラードでしょうが、シーズン後半からは武内がその任に就く気がします。
武内は、巨人の越智に似たタイプで、球威とフォークのピッチャーです。154キロの球威を生かせる場所。それは試合終盤のリリーフでしょう。慣れるまで時間がかかるかもしれませんが、期待も込めて方程式に入れたいと思います。
カープ救援投手陣の大きな課題は左腕投手がいないことです。
おそらく青木高が入ってくるかとは思いますが、先発6人だとすると救援は67人。方程式の5人以外は2枠しかありません。
この二枠を左が青木高、広池、大島、相澤、小島、川口、右がアルバラード、林、青木勇、岸本、森あたりで争うことになりますが、復活すれば左は広池、右はアルバラードか林でしょう。両方左となると広池、青木高でしょうね。
でも、数年前と比べると先発もリリーフも厚くなっては来てますね。真に力をつけたかどうかはわかりませんが、7回まで試合を作れば何とかなりそうな陣容ではあります。
今年は永川が「いい年」なので、その前に投げる投手が試合を作れば拾える試合も増えてくるでしょう。
リリーフの陣容としては…
クローザー 永川
セットアッパー シュルツ
勝ちか同点の7回 横山、梅津
中盤 青木高、武内(林、アルバラード)
ワンポイント 広池(相澤)
こんな感じでしょうかね。
欲を言えば、左の球威がある先発か救援投手。外国人で補強してほしかったですね。
今年の展望を書いてきて思ったのですが、投手陣についてははっきり言って中日には負けますが、他の球団とはそんなに遜色ないのではないかと自負できますね。
となると問題はやはり打線。
突き詰めればヒューバー次第でしょう。
ヒューバーが開幕から爆発してチームが波に乗れば上位も狙えますが、昨年前半のように打てないと最下位もありえる、というのが結論です。
それにしても早く今村は見たいですね。
今村が投げて堂林が打つ!
数年後のカープは強くなってるな!(毎年言ってる…)


中止になった東京カープ会が、違うかたちで開催されそうなことを知り、ちょっとご機嫌です。3月開催らしいですよ。
さて、今日は「先発投手編」です。
投手王国目前でのルイス退団は本当に衝撃ですが、単にルイスの勝ち星を埋められるのか?ということであれば11勝が埋まるのではないかと思います。
大竹、マエケン。
この両輪がどれだけ負け数を減らし、勝ちを積み重ねられるのか。すべてはそこにかかってます。
昨年は二人で18勝23敗。これが逆になれば単純ですが勝ち負けの差し引きが10になり、一気に上位進出の芽が出てきます。そして、それができない二人ではないと思います。
大竹は遅い成長ながら、どうやら一流投手の仲間入りをしたと言っていいでしょう。一昨年までは「あれだけいい球が投げられるのに」力んで試合を壊すシーンが多かったわけですが、昨年はそういうシーンが非常に少なくなりました。ピンチにも冷静さを失わなくなりましたし、一昨年までの力み→ワンバウンド→ワイルドピッチ(四球)という悪循環は解消されてきました。
マエケンは大竹とは逆に、彼の持つ野球センスにようやく身体が追いついてきた感じですね。昨年は春先143144キロがやっとだったストレートが、終盤には1478キロになっていました。つまりマエケンはシーズン中に試合をこなしながら成長してきたということです。彼はどこまで成長するのでしょうか?本人が目標とする150キロを常時投げられるようになったら…
この二人には最低それぞれ12勝以上は求められますね。
この二人に続くローテーション投手となると、建さんと齊藤でしょうか。
建さんについては週一度の登板であれば、年間ローテを守っての78勝は見込めるでしょうから、特に論評は必要ないでしょう。40歳ですけど、身体は30代前半ですね。
問題は齊藤です。
昨年9勝しましたが、ほとんど6回戦ボーイでした。リリーフのおかげで勝てたというのが実情です。だから、今年の野村監督の方針で行けば、7回の壁をいかに破るのか?この壁を崩し、完投ができるようになれば、おそらく齊藤は規定投球回数にも達し、二桁勝てるでしょう。それには試合序盤の意味のないボール球を減らすことが必要にいなってきます。球自体は素晴らしいので一皮剥けてほしいですね。
ローテーション5、6番目はおそらく篠田と小松になるでしょう。
篠田は故障明けなので未知数ですが、建さんや齊藤よりも力がある球を投げられるのが魅力です。昨年開幕後に見せた投球が続けられれば二桁も可能ですが、要は一年無事に投げ続けられる身体を作ることでしょう。
小松はコントロールの大切さを実感したことでしょう。
学生時代は球威だけでも何とか抑えられたものが、プロでは少しでも甘くなれば痛打される。それでも防御率は別として5勝したのですから立派です。昨年も書きましたが、あの黒田の一年目よりも昨年の小松の方がいい感じです。ただ、黒田はここから努力を重ねてMLBに駆け上がっていきました。
小松にも課題はたくさんあります。特に低めへのコントロール意識をさらに高めてもらえれば、もともと球威もあるタイプなのでそこそこ結果は残すのではないでしょうか?
この6人以外に先発候補なのが今井です。
今井は入団時に黒田二世と言われましたが、本当に似てきましたね。球威が年々ついてきているのが頼もしいですし、変化球のコントロールも大分ついてきました。
ただ、齊藤のところでも書きましたが6回までしか投げていないのが問題です。確かに昨年はマーティの方針で100球前後で交代するのがあたりまえでしたが、それにしても6回途中で100球というのがそもそも多すぎるのです。無駄なボール球を減らす努力が必要でしょう。
上記7名がローテーション候補となります。
期待する勝ち星は…
大竹 1215
前田 1215
高橋 710
齊藤 710
篠田 510(一年持つのか)
小松 510
今井(篠田、小松と合わせて三人で15以上)
合計5365勝…控え目ですね(苦笑)
残りはリリーフで勝ちを拾ってもらうということで…次回はリリーフ投手編です!
さて、今日は「先発投手編」です。
投手王国目前でのルイス退団は本当に衝撃ですが、単にルイスの勝ち星を埋められるのか?ということであれば11勝が埋まるのではないかと思います。
大竹、マエケン。
この両輪がどれだけ負け数を減らし、勝ちを積み重ねられるのか。すべてはそこにかかってます。
昨年は二人で18勝23敗。これが逆になれば単純ですが勝ち負けの差し引きが10になり、一気に上位進出の芽が出てきます。そして、それができない二人ではないと思います。
大竹は遅い成長ながら、どうやら一流投手の仲間入りをしたと言っていいでしょう。一昨年までは「あれだけいい球が投げられるのに」力んで試合を壊すシーンが多かったわけですが、昨年はそういうシーンが非常に少なくなりました。ピンチにも冷静さを失わなくなりましたし、一昨年までの力み→ワンバウンド→ワイルドピッチ(四球)という悪循環は解消されてきました。
マエケンは大竹とは逆に、彼の持つ野球センスにようやく身体が追いついてきた感じですね。昨年は春先143144キロがやっとだったストレートが、終盤には1478キロになっていました。つまりマエケンはシーズン中に試合をこなしながら成長してきたということです。彼はどこまで成長するのでしょうか?本人が目標とする150キロを常時投げられるようになったら…
この二人には最低それぞれ12勝以上は求められますね。
この二人に続くローテーション投手となると、建さんと齊藤でしょうか。
建さんについては週一度の登板であれば、年間ローテを守っての78勝は見込めるでしょうから、特に論評は必要ないでしょう。40歳ですけど、身体は30代前半ですね。
問題は齊藤です。
昨年9勝しましたが、ほとんど6回戦ボーイでした。リリーフのおかげで勝てたというのが実情です。だから、今年の野村監督の方針で行けば、7回の壁をいかに破るのか?この壁を崩し、完投ができるようになれば、おそらく齊藤は規定投球回数にも達し、二桁勝てるでしょう。それには試合序盤の意味のないボール球を減らすことが必要にいなってきます。球自体は素晴らしいので一皮剥けてほしいですね。
ローテーション5、6番目はおそらく篠田と小松になるでしょう。
篠田は故障明けなので未知数ですが、建さんや齊藤よりも力がある球を投げられるのが魅力です。昨年開幕後に見せた投球が続けられれば二桁も可能ですが、要は一年無事に投げ続けられる身体を作ることでしょう。
小松はコントロールの大切さを実感したことでしょう。
学生時代は球威だけでも何とか抑えられたものが、プロでは少しでも甘くなれば痛打される。それでも防御率は別として5勝したのですから立派です。昨年も書きましたが、あの黒田の一年目よりも昨年の小松の方がいい感じです。ただ、黒田はここから努力を重ねてMLBに駆け上がっていきました。
小松にも課題はたくさんあります。特に低めへのコントロール意識をさらに高めてもらえれば、もともと球威もあるタイプなのでそこそこ結果は残すのではないでしょうか?
この6人以外に先発候補なのが今井です。
今井は入団時に黒田二世と言われましたが、本当に似てきましたね。球威が年々ついてきているのが頼もしいですし、変化球のコントロールも大分ついてきました。
ただ、齊藤のところでも書きましたが6回までしか投げていないのが問題です。確かに昨年はマーティの方針で100球前後で交代するのがあたりまえでしたが、それにしても6回途中で100球というのがそもそも多すぎるのです。無駄なボール球を減らす努力が必要でしょう。
上記7名がローテーション候補となります。
期待する勝ち星は…
大竹 1215
前田 1215
高橋 710
齊藤 710
篠田 510(一年持つのか)
小松 510
今井(篠田、小松と合わせて三人で15以上)
合計5365勝…控え目ですね(苦笑)
残りはリリーフで勝ちを拾ってもらうということで…次回はリリーフ投手編です!


先日「初夢」を書かせていただきましたが、今回は真面目に今季の展望について書かせていただきます。
昨年は極度の打撃不振から、シーズン序盤で方針変更を余儀なくされ、その結果シーズン通して、こと打力に関しては安定を欠きました。
打てないがために投手陣、特にブルペンに負担がかかり、その結果下位に低迷することになってしましました。
もちろんマーティの采配に問題があったこともあるでしょうが、昨年の低迷の原因は打線にあります。
ではそのウィークポイントに対して的確な補強はなされたのでしょうか?
答えは二人の外国人選手ということになります。
ヒューバーとフィオレンティーノ。
未知数の両外国人選手がチームの命運を握っているといっても過言ではありません。この二人が栗原の前後で機能するか否か。これによってチームの成績が上下することは間違いありません。
さて、その二人に注目してみます。
まずヒューバーですが、MLBの実績は無きに等しいものであり、参考にはなりません。映像で打撃フォームを見ましたが、特に大きな癖もなく、外角の変化球にやや難がある感じではありますが(見た映像が外角のスライダーに三振するものとホームランを打ったものだった)まとまっている感じです。内角のさばき方と高めは上手そうです。
野村監督も性格面を重視して獲得したと言ってますので、27歳という若さも含め、日本での成長も期待できます。
まあ2割7分8分で20本打ってくれたら合格でしょう。ただ、打点は多めにあげてもらわなければ…
フィオレンティーノもまたMLBでの実績は無きに等しいものがあります。ただ、映像で見る限りややオープン気味のスタンスでアッパー気味のスイング…ちょっと期待薄ですね。
守備はファインプレーの映像をいくつか見ましたが、昨年のアンディとは雲泥の差ですね。
正直にいえば、現時点ではフィオレンティーノと末永(あるいは好調時の嶋や喜田剛)であれば末永を使ってほしいですね。あのアッパースイングでは…あのままだと2割5分も打てないでしょうし、ホームランも?という感じです。ただ、外国人はやってみないと分かりませんからね。
いずれにしてもフィオレンティーノの加入で左の外野手の競争が一段と激しくなりました。その中で「当確」なのは天谷でしょう。
一昨年くらいから「プロ野球選手」になった感じの天谷ですが、昨年は一気にブレーク。怪我さえなければ一流選手に手をかけた、くらいには成長しています。それにランナーを進めるバッティング(進塁打率)はリーグトップ!
今年も天谷に言いたい。プレーに手を抜けとは言わないが怪我だけはしないでくれ!
では外野の残り二人はどうなるのか…
フィオレンティーノ次第ではありますが、廣瀬、末永、嶋、赤松が横一線で、少し遅れて岩本、丸、松山という感じではないでしょうか。野村監督の機動力重視であれば赤松起用も当然考えられますが、いかんせん赤松には安定感がない。打つ時は打つまくるけど、先頭打者やチャンスの時に淡白な打席が多すぎます。
私なら迷わず廣瀬と末永を使うでしょう。
この二人に天谷であれば守備も大丈夫ですし、もう少し廣瀬が打ってくれれば完璧ですもんね。
さて内野ですが、一塁はヒューバーで二塁は東出、三塁は栗原と埋まっています。残りのショートが大激戦です。
石井、梵、小窪、木村昇吾、、松本、安部…堂林もショートで育てるとのことですから、今年のみならず今後も激しい争いが続くのではないかと思います。そして野村監督はその中でも梵に期待していることと思います。
足も速く、守備力もあり、さらには長打力もある。問題はむらっ気のある精神面だけ…それが原因で昨年は完全に干されました。
しかしながら、シーズン通しての安定性といった面でいえば小窪の起用がいいのではないでしょうか。
小窪は名門校でもまれてきたこともあり、基本がしっかりしているし、バントもエンドランもできる、いわばPLの大先輩であるヤクルトの宮本に通じるものを感じます。守備については宮本の足元にも及びませんが、これは努力すれば追いつくことです。
このオフも石井と行動を共にしていますし、さらなる飛躍も考えられます。
いずれにしても、高いレベルでの定位置争いになるでしょう。そしてヒューバーが「はずれ」の場合、そのうちの誰かが三塁に回ることになるでしょう。
捕手は石原で決まりです。
決まりではありますが、会澤の成長は侮れません。
昨年の「今季の展望」では会澤のあの字も出ていません。が、彼は確実に成長しています。もし、石原にアクシデントが発生した場合、すぐにとってかわるのは倉ではなく会澤でしょうし、右の代打としても期待できます。
まあ、石原が五体満足であれば、昨年のような体たらくにはならないでしょうし、石原ががっちりホームを守ることになるでしょう。
ということで、私が考えた今季のオーダーは下記の通りです。
1二 東出
2遊 小窪
3右 天谷
4三 栗原
5一 ヒューバー
6中 末永(フィオレンティーノ)
7左 廣瀬
8捕 石原
このメンバーで上位進出するための条件は…
13番の出塁率
ヒューバーの打力
一度も通年活躍したことがない廣瀬、末永が息切れしないこと。
については毎年書いてることです。
について。栗原は、ホームランを捨てれば打つでしょう(監督にはそう言われたそうです)。昨年は空前の貧打のため「自分が打たなければ」と力みに入り、そのまま調子を落としました。ですからヒューバーの活躍がそのまま栗原の活躍につながるのです。
最後に今年の注目株ですが、やはり堂林でしょう。
二軍の成績ではなく、今年一軍でその姿を見ることができるのか、今からわくわくしますね。
次回は投手編を書いてみます。
昨年は極度の打撃不振から、シーズン序盤で方針変更を余儀なくされ、その結果シーズン通して、こと打力に関しては安定を欠きました。
打てないがために投手陣、特にブルペンに負担がかかり、その結果下位に低迷することになってしましました。
もちろんマーティの采配に問題があったこともあるでしょうが、昨年の低迷の原因は打線にあります。
ではそのウィークポイントに対して的確な補強はなされたのでしょうか?
答えは二人の外国人選手ということになります。
ヒューバーとフィオレンティーノ。
未知数の両外国人選手がチームの命運を握っているといっても過言ではありません。この二人が栗原の前後で機能するか否か。これによってチームの成績が上下することは間違いありません。
さて、その二人に注目してみます。
まずヒューバーですが、MLBの実績は無きに等しいものであり、参考にはなりません。映像で打撃フォームを見ましたが、特に大きな癖もなく、外角の変化球にやや難がある感じではありますが(見た映像が外角のスライダーに三振するものとホームランを打ったものだった)まとまっている感じです。内角のさばき方と高めは上手そうです。
野村監督も性格面を重視して獲得したと言ってますので、27歳という若さも含め、日本での成長も期待できます。
まあ2割7分8分で20本打ってくれたら合格でしょう。ただ、打点は多めにあげてもらわなければ…
フィオレンティーノもまたMLBでの実績は無きに等しいものがあります。ただ、映像で見る限りややオープン気味のスタンスでアッパー気味のスイング…ちょっと期待薄ですね。
守備はファインプレーの映像をいくつか見ましたが、昨年のアンディとは雲泥の差ですね。
正直にいえば、現時点ではフィオレンティーノと末永(あるいは好調時の嶋や喜田剛)であれば末永を使ってほしいですね。あのアッパースイングでは…あのままだと2割5分も打てないでしょうし、ホームランも?という感じです。ただ、外国人はやってみないと分かりませんからね。
いずれにしてもフィオレンティーノの加入で左の外野手の競争が一段と激しくなりました。その中で「当確」なのは天谷でしょう。
一昨年くらいから「プロ野球選手」になった感じの天谷ですが、昨年は一気にブレーク。怪我さえなければ一流選手に手をかけた、くらいには成長しています。それにランナーを進めるバッティング(進塁打率)はリーグトップ!
今年も天谷に言いたい。プレーに手を抜けとは言わないが怪我だけはしないでくれ!
では外野の残り二人はどうなるのか…
フィオレンティーノ次第ではありますが、廣瀬、末永、嶋、赤松が横一線で、少し遅れて岩本、丸、松山という感じではないでしょうか。野村監督の機動力重視であれば赤松起用も当然考えられますが、いかんせん赤松には安定感がない。打つ時は打つまくるけど、先頭打者やチャンスの時に淡白な打席が多すぎます。
私なら迷わず廣瀬と末永を使うでしょう。
この二人に天谷であれば守備も大丈夫ですし、もう少し廣瀬が打ってくれれば完璧ですもんね。
さて内野ですが、一塁はヒューバーで二塁は東出、三塁は栗原と埋まっています。残りのショートが大激戦です。
石井、梵、小窪、木村昇吾、、松本、安部…堂林もショートで育てるとのことですから、今年のみならず今後も激しい争いが続くのではないかと思います。そして野村監督はその中でも梵に期待していることと思います。
足も速く、守備力もあり、さらには長打力もある。問題はむらっ気のある精神面だけ…それが原因で昨年は完全に干されました。
しかしながら、シーズン通しての安定性といった面でいえば小窪の起用がいいのではないでしょうか。
小窪は名門校でもまれてきたこともあり、基本がしっかりしているし、バントもエンドランもできる、いわばPLの大先輩であるヤクルトの宮本に通じるものを感じます。守備については宮本の足元にも及びませんが、これは努力すれば追いつくことです。
このオフも石井と行動を共にしていますし、さらなる飛躍も考えられます。
いずれにしても、高いレベルでの定位置争いになるでしょう。そしてヒューバーが「はずれ」の場合、そのうちの誰かが三塁に回ることになるでしょう。
捕手は石原で決まりです。
決まりではありますが、会澤の成長は侮れません。
昨年の「今季の展望」では会澤のあの字も出ていません。が、彼は確実に成長しています。もし、石原にアクシデントが発生した場合、すぐにとってかわるのは倉ではなく会澤でしょうし、右の代打としても期待できます。
まあ、石原が五体満足であれば、昨年のような体たらくにはならないでしょうし、石原ががっちりホームを守ることになるでしょう。
ということで、私が考えた今季のオーダーは下記の通りです。
1二 東出
2遊 小窪
3右 天谷
4三 栗原
5一 ヒューバー
6中 末永(フィオレンティーノ)
7左 廣瀬
8捕 石原
このメンバーで上位進出するための条件は…
13番の出塁率
ヒューバーの打力
一度も通年活躍したことがない廣瀬、末永が息切れしないこと。
については毎年書いてることです。
について。栗原は、ホームランを捨てれば打つでしょう(監督にはそう言われたそうです)。昨年は空前の貧打のため「自分が打たなければ」と力みに入り、そのまま調子を落としました。ですからヒューバーの活躍がそのまま栗原の活躍につながるのです。
最後に今年の注目株ですが、やはり堂林でしょう。
二軍の成績ではなく、今年一軍でその姿を見ることができるのか、今からわくわくしますね。
次回は投手編を書いてみます。
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皆さん、明けましておめでとうございます。
今年も頑張ってカープを応援していましょう!
今日は、一度やりたかった「初夢」を書かせていただきます。
2010年のペナントレースは、ヒューバーの大爆発から始まった。
4月の月間MVPを獲得する勢いのヒューバーに引っ張られ、三番定着の天谷、四番栗原も十分機能し、高い出塁率を誇る東出の得点もうなぎ昇り…
打線好調で投手陣も勝ち星を拾い続け、大竹とマエケンは最多勝争いに顔を出し、齊藤も打たれながら7回の壁を打ち破り始め…
とにかく、大竹、マエケン、齊藤、篠田、小松のローテーションに建さんが加わることで、ローテーションの谷間が埋まり、余裕のある投手起用が可能になった。
さらにブルペンも、梅津、横山、シュルツ、永川の「勝利の方程式」に武内が加わり、相澤の成長や広池の復活もあってバラエティに富む布陣になっている。
夏場になると、中日、巨人が地力を発揮して追い込んでくるが、夏バテ気味の建さんや初のローテーション投手で調子を落とした小松、篠田の穴を、今井、そして急成長のルーキー今村が埋めて、勝ち続ける。
新外国人に勢いがなくなったころ、二軍で鍛えこんだ岩本がレギュラーをつかみ大爆発。
安定して打ち続ける天谷、栗原とともに打線を引っ張り、、大竹、マエケンも勝ち続ける…
そして…
なんてことになればいいなあ…
「初夢」でした!
今年も頑張ってカープを応援していましょう!
今日は、一度やりたかった「初夢」を書かせていただきます。
2010年のペナントレースは、ヒューバーの大爆発から始まった。
4月の月間MVPを獲得する勢いのヒューバーに引っ張られ、三番定着の天谷、四番栗原も十分機能し、高い出塁率を誇る東出の得点もうなぎ昇り…
打線好調で投手陣も勝ち星を拾い続け、大竹とマエケンは最多勝争いに顔を出し、齊藤も打たれながら7回の壁を打ち破り始め…
とにかく、大竹、マエケン、齊藤、篠田、小松のローテーションに建さんが加わることで、ローテーションの谷間が埋まり、余裕のある投手起用が可能になった。
さらにブルペンも、梅津、横山、シュルツ、永川の「勝利の方程式」に武内が加わり、相澤の成長や広池の復活もあってバラエティに富む布陣になっている。
夏場になると、中日、巨人が地力を発揮して追い込んでくるが、夏バテ気味の建さんや初のローテーション投手で調子を落とした小松、篠田の穴を、今井、そして急成長のルーキー今村が埋めて、勝ち続ける。
新外国人に勢いがなくなったころ、二軍で鍛えこんだ岩本がレギュラーをつかみ大爆発。
安定して打ち続ける天谷、栗原とともに打線を引っ張り、、大竹、マエケンも勝ち続ける…
そして…
なんてことになればいいなあ…
「初夢」でした!

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