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カープ一筋45年の独り言
カープファンというよりもカープが生活の一部になっています。
「カット打法」について
夏の高校野球が終わりました。
今年もあまり見ませんでしたね。
実は「大会屈指の好投手」とか「何年に一度の打者」とかじゃないと興味をそそられないのです(苦笑)
それと、何度も書いて申し訳ないのですが、6年前の夏の甲子園。
祐輔のど真ん中の球を「ボール」と判定した審判(あるいは公立校を贔屓にする高野連全般の態度)に対する不審感もあるものですから。
それ以来、高校野球とはスポーツなのか教育なのか、非常にあいまい過ぎて興味を持てなくなったのも事実です。
さて、今回の大会でも「高校野球とは…」と考えさせられることがありました。
それは花巻東の千葉選手の「カット打法」です。
動画で見ましたが、大したものですね。
内角の難しい球もファールにしています。凄い技術です。
160センチに満たない体格でも、努力でこの打法を身につけたんでしょうね。
しかし、審判部は「打者の動作(バットをスイングしたか否か)により、バントと判断する場合もある」として、事実上この打法を禁じました。
私が見る限り、千葉選手は「スイング」はしてます。しかし、この打法ではフェアになることはまずないでしょう。
その行為自体を「バントと一緒」と断じるのはどうかと思いますが、カット打法で最初から四球を狙うというのなら、それは野球自体の精神に反すると言えるかもしれません。
野球というスポーツにおける「技術」としてなら、「カット打法」は見事な技術です。
しかし、野球とは「投げて打って」というものである以上、結果としての四球は許容されても、四球を目的とした打席は許されないという考え方もあります。
ましてや高校野球が教育であるならば、四球を目的とした「技術」など到底許されないことでしょう。
ただ、体格が劣る選手が、何とかレギュラーになろうと努力した成果を簡単に葬り去ることがいいことなのかどうか…
私には判断つきかねますが…


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夏の甲子園
基本的に高校野球はあまり見ないのですが、今回はさすがに決勝だけは見ちゃいましたね。
藤浪君と北條君の対決ですから。
それにしても藤浪君は凄いです。
あれだけの長身から投げおろすストレートは伸びがあり、キレのあるスライダーもある。
現時点でプロ入りしても、ソフトバンクの武田(この投手も凄いけど)くらいの投球はすぐにできそうです。即戦力ですね。
少なくとも高校生の時点でダルビッシュよりは上です。
しかも12球団OKでしょう?
カープはどうするのでしょうか?
北條君も良いですね。
決勝戦は不発でしたが、スケールの大きな打撃と野球センスを感じさせる守備は、先輩の坂本そっくり…いや高校三年時では上かもしれません。
貴重な右のスラッガーですから、1位指名もたくさん来そうですね。
最後に桐光の松井君。
二年生ですから、これからの一年でどれだけ成長するか…
あのストレートとスライダー…精度を高めることができたら素晴らしい投手に成長するでしょう。現時点でも22三振ですからね。来年が楽しみです。


スーパー中学生!
ザバスカップ第46回全日本リトルリーグ野球選手権大会(30日、江戸川区ほか)1、2回戦12試合が行われた。1回戦で仙台東(東北)・伊藤英二投手(西山中1年)が、広島佐伯(中国)打線から18三振を奪い、完全試合を達成した。全18奪三振の完全試合は大会史上初。
≪サンケイスポーツ≫
凄い!
全部三振の完全試合なんて聞いたことないですよ。
しかもこの子、中一…13歳ですか?
最速130キロ代って末恐ろしすぎる!
朝の記事を見て、かなり驚いたので書かせていただきました。

ミラクル如水館
如水館やりましたね。一点リードされてからの粘りのサヨナラ勝ち!
何度もサヨナラのチャンスを相手の好プレーで潰されて、嫌な流れだっただけに選手の諦めない気持ちには感動しました。
それにしても甲子園入ってますね。今日もほぼ満員…どちらかの監督が「満員のお客さんの前でプレーできる幸せを感じてほしい。」とおっしゃってましたが、我がカープナインにも同じ言葉を贈りたいです。
巨人に連敗したとはいえ、久々の充実の夏に、感謝の気持ちをこめて、赤の魂を感じられるプレーをお願いします!


明日へつながる一発
福島第1原発事故に伴う警戒区域などにある3校の合同チーム「相双連合」が地区予選に登場。
双葉翔陽、富岡、相馬農の選手が合同練習したのは僅かに一カ月半…それでも選手たちは「野球ができる幸せを」を胸に試合に臨みました。
残念ながら試合は7回コールド負けで敗退しましたが、7回裏に富岡からただ一人参加した4番の中村公平選手が放ったホームランは、津波や原発事故で厳しい避難生活を強いられている人々への「希望の一打」になりました。
「支えてくれた富岡町のみんなに恩返しできた。震災で野球ができるか分からない中、このチームで野球ができてよかった」
原発事故は終息せず、震災被害からの復興もまだまだこれから。
厳しく辛い毎日はこれからも続くことでしょう。
しかし、この夏の、決して絶対に得られない経験は選手たちの大きな力になったと信じてやみません。

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