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カープ一筋45年の独り言
カープファンというよりもカープが生活の一部になっています。
金メダル
ついにやりました。
9回のマウンドには我らが栗林が仁王立ち、ランナー一人を許すも危なげない投球で見事に無失点。苦しく厳しいゲームを締めくくりました。
悲願というのでしょうか、日本のプロ野球にとって五輪での金メダルは近くて、実に遠い存在でした。
アテネオリンピックでは完全プロ化し、長嶋監督で金メダルを目指すはずでした。
しかしながら直前に長嶋監督が病魔に倒れ、結局金メダルには届きませんでした。
さらに北京オリンピックでは、星野監督が指揮を取りながら、メダルすら取れませんでした。
そして野球は正式競技から外れ、金メダルは幻になるかもしれなかったのです。
それが、東京オリンピックの開催に伴い、野球は一回限りの復活となりました。
今後正式競技として復活できるかどうかは見えないわけで、今回勝てなければ未来永劫勝てないかもしれないのです。
その唯一無二の機会で、侍ジャパンはすべてのメンバーの力を結集し、一丸となって戦い、本当に厳しい戦いの中で一歩一歩階段を昇って行ったように思います。
今日も1点を争う厳しい戦いでした。
その中で、森下が力投し、村上が失投を見逃さず、継投も無失点でしのぎ、山田の好走塁で追加点を奪い、9回を迎えました。
栗林は全5試合に登板し、今日の投球で2勝5セーブ。金メダルに大きく貢献しました。
開会式に長嶋さんが現れたとき、今夜のこの結末こそが望まれた結末なのだと気が付きました。
その悲願は見事達成され、大団円を迎えたと言えるでしょう。
おめでとう、侍ジャパン!
ありがとう、侍ジャパン!
シーズン再開に向けて、まずは疲れをいやしてほしいと思います。
お疲れさまでした。
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日韓戦を制す
本当に山田は良く打ちました!
四球の後の初球、確かにセオリーではありますが、何のてらいもなくスイングし、一発で仕留めるとは・・・さすがです。
やはり日韓戦は苦しい戦いでした。
2点を先制しながらも、中盤少々疲れが見えた山本が打たれて同点。
しびれる展開を制することができたのは、中継ぎの岩崎、伊藤の力投からでした。
二人とも持ち味を十分発揮し、0を並べたこと、これが勝因でしょう。
それにしても毎回栗林の顔を見るたびに思うのですが、昨年の今頃、自分がまさかこのマウンドに立っているとはつゆにも思っていなかったはずです。
コロナ禍で社会人の試合自体が激減する中で結婚し、将来のことにも一抹の不安を抱えていたかもしれません。
それが、今や侍ジャパンのクローザーとして今日で2勝2セーブ。申し分のない投球を続けています。
本当に頭が下がりますね。
決勝戦は森下かもしれません。
そして最後のマウンドには、間違いなく背番号20が立っていることでしょう。
頑張れ、日本!
待望の一発
凄い当たりでした。
シーズン中でも見ないような一撃は、レフトスタンド最上段で弾みました。
3点リードされた直後の攻撃だっただけに、誠也の一撃は沈滞しかかったチームに勇気を与えるに十分な当たりだったと思います。
事実、その後畳みかけるように浅村が二塁打を放ち、菊池がタイムリー・・・すぐに一点差に持って行くことに成功できたわけです。
さらに追い込まれた9回裏も誠也でした。
アメリカのクローザーのマクガフは、いつも対戦してはやられているわけですが、それはマクガフの配球にあります。
ストレートに十分球威があるマクガフですが、基本的にはスライダー投手です。
打者はストレート待ちなので、スライダーで追い込まれ、または球に投げてくるストレートに対応できずに追い込まれ、ボールになるスライダーで打ち取られるのがパターンでした。(ただし時々裏をかいてストレートで決めに来ることもある)
誠也は打ちたい気持ちを収め、冷静にボールを見て、四球を勝ち取りました。
これが同点劇のきっかけになったわけですから、この出塁は大きかったですね。
サヨナラ勝ちについては、延長戦のタイブレークを栗林が無失点で切り抜けたこと、栗原が一発でバントを決めたことで決まりました。甲斐も良く打ちました。
それにしても継投については学習してないですね。
青柳は無理ですよ。
3失点でしたが、内容的には滅多打ちでした。
逆に千賀と大野が使えそうなのは朗報です。
さて、準決勝は日韓戦ですね。
何かと因縁の日韓戦ですが、しっかり勝ちあがり、金メダルを目指してほしいと思います。
薄氷の勝利
今日の試合は、ドミニカの怠慢プレーで流れが変わり、何とかサヨナラに持ち込めた、という試合でした。
今日の栗林は、シーズン中断前もそうでしたが、疲れからかストレートの制球が定まらず、フォークも浮いてしまう最悪の出来でした。
だから、1死1、3塁で誠也の頭を越す当たりを打たれた時、2点は覚悟しました。
ところがドミニカの1塁ランナーが全力疾走せず、3塁ストップ。最少失点で済みました。
さらにその裏の攻撃で柳田のファーストゴロに、ピッチャーがベースカバーに入らずヒットになったこと。
これがきっかけになって、一気にサヨナラまで持って行けました。
それにしてもメルセデスにこんなに苦しめられるとは思いませんでした。
ただ、その出てくるドミニカの投手が、代わるごとにレベルが低下してくれたことも大きかったと思います。
問題なのは継投です。
何故山本を代えたのでしょうか?
確かに暑かったし、大事を取るのは分かりますが、88球でなおかつ完全に調子に乗っていた状態での交代は?でした。
しかも交代したのが、壮行試合で打たれた青柳というのも?
本当なら7回まで山本でいき、8回平良、9回栗林というのが理想でしょう。
この継投ミスで青柳が失点してしまい、下手をすればこれが致命傷になったかもしれませんでした。
野手出身の監督は、継投を決めごとにしがちですが、もう少し柔軟に考えても良いのではないでしょうか?
次のメキシコ戦は森下ですね。
次は早めに援護をお願いしたいですね。
頑張れ、日本!
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